小池龍之介著「貧乏入門」を読むと、逆にお金持ちになれる気がする。

      2017/07/02

「貧乏入門」と言う変わったタイトルから気になっている人も多いのでは。
基本的に仏教の考え方をベースにしているとは言え、
書かれている内容は今社会で求められている「ミニマムライフ」や「シンプルライフ」に
大きく通じるものがありました。

さらには、「お金持ち思考」にも通じるかも!?と言うのが僕の感じたところです。
どう言う事かよく分からないですよね。(笑)

 

以下読後の感想も含めて詳しく解説します。

 

 

 

文字通り貧乏になろうぜ!って本では無かった

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タイトルから想像されるのは、文字通りの貧乏生活。
「お金無いよ〜苦しいよ〜」です。

 

でも、中身を読んで見ると全然違います。
むしろそういったお金の苦しみから自由になろうぜ!
と言う本でした。

 

過剰な消費を控えると、ものを買わなくても済むから、
お金の心配って本当はそんなにしなくていいはずだよね?
みたいな感じの内容なのです。

 

そして、
その「過剰な消費を控える」にはどうしたらいいか、
その心の持ち方や具体的なメソッドの解説が詳しくされています。

 

 

消費をする人の心理、
つい不要な物を買ってしまう人の心理、
慎ましい生活でも幸せを感じることができる人の心理、
そんな心理の詳細は本書に委ねるとしましょう。

 

そして、
モノを買うことで得られる一時の嘘の幸せではなく、
本当の幸せとは一体何か。

 

 

そんな濃い話が語られた、かなり興味深い内容でした。

 

 

 

本当は、こんなにたくさん買わなくてもいい。

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普段買い物をするとき、
「本当に必要なもの」「ただ単に欲しいもの」との、
明確な区別がついているでしょうか?

 

普通は、あんまりついてないですよね。
僕も広告に踊らされたり、販売員にのせられたりして、
つい「本当は必要で無いもの」まで買ってしまいます。
絶対この変な緑色のTシャツ買わんで良かったはずやし!(笑)

 

この本の中では、そのような区別をせずむやみに買うことは、
不幸になる方法である示唆されています。

 

なぜなら、
物を買うことでは心は本質的には満たされないから。

 

どうも小池さんは、例えばファストファッションに代表されるような現在の経済システムは、
仏道的に見てもあんまり良いとは思っていないようですね。

 

 

幸福の源と思っていた「所有」が、実は、「不幸」の源になってしまっているのです。
※貧乏入門 P35 小池龍之介著より

 

 

満たされないのであれば、
ちゃんと生活に必要な「本当に必要なもの」を見極めて、良質なものを買う。
それは、環境に対しても優しいし、真心込めてものづくりをしている生産者のためになる。

 

幸福にあるお金の使い方の第一歩は、欲望によって欲しいと思わされてしまうものと、ほんとうに必要なものにお金を使っていくことです。
※貧乏入門 P155 小池龍之介著より

 

本当の意味で豊かな生活をしよう。

僕が勝手に解釈した「貧乏入門」ってこう言うことなのかな。
副題も「あるいは幸福になるお金の使い方」ってなってますし。

 

 

これって、
昨今の環境破壊を危惧したり、
過剰な消費至上主義に虚しさを持って生まれた、
かなり正統派なミニマリストに通じるものがあります。

 

 

本当に大事なものを知って、豊かに生きる。
自分の必要最小限を知って、自分が本当に求めているものを知る。

 

 

本当にこんな排気量の車必要?
本当にこんな大きな新築の家必要?
本当にこんな安いTシャツを買っては捨てる必要ある?

 

本当はいらないのに何も考えずに買ってるから、
お金が無いんじゃないの?
って自分の思慮の無さ、知恵の無さを指摘されてる気がしてドキっとしました。

 

 

 

 

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お金持ち思考にも通じる、貧乏入門

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質素な大金持ちを見習って、質素になったらどうなるのか実験。

でも書きましたが、小池さんのこの考え方って、
大金持ちの思考に通じるものがあるように映ります。

 

このリンクの記事にも書いたように、
世に言う大金持ちって、無駄な買い物をしないんですよね。

 

マーク・ザッカーバーグも、買った車はアルファロメオじゃなくホンダ。
ウォーレン・バフェットも、かなり昔に買った家にずっと住んでいます。

 

 

欲に踊らされることなく、余計な散財をせず、
自分の人生の使命を全うしているように見えます。
大金持ちである彼らは、自分にとって大切なことを知っている。

 

 

逆に、
「お金ないよ〜苦しいよ〜」ってなるTHE・貧乏な人って言うのは、
いらないことにお金を使うし、自分のやるべき事も分かってないから、
仕事もうまくいかない人なのかもしれません。

 

 

 

独立したいけど不安…って人は読むべし!

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独立したい、など、
ちょっと人と違った冒険を人生でしたいと思っている人が、
最初に不安になるのはやっぱり「お金」のこと。

 

僕は、この当時将来は色々やるつもりで、準備をしていました。
やっぱり不安でした。家族たちを養っていけるかどうか…。

 

しかしこの本を読んで、
「あ、な〜んだ。もっとお金無くてもやっていけるじゃん!」
「見栄晴れなくなるから、それが不安だっただけか」
と安心しました。

 

その後独立したのって、
この本の影響がすごく大きいです。

 

 

そう、不安だったのは、
ご近所に見栄をはる為のファミリーカーが買えなかったり、
同窓会で見栄をはるための高そうなジャケットが買えなかったり、
突き詰めると、そんなちっぽけな不安なのでした。
家族を養うなんて嘘ばっかりで、
自分の築きあげたちっぽけなセルフイメージを崩したくないだけじゃん。

 

 

だから、冒険しても別に大丈夫じゃんって安心できたんです。
本当はいらないものが買えなくなるかもって言う滑稽な不安だっただけですから。

 

ちなみに、
妻にも強制的に読ませました。(笑)

 

 

 

まとめ

ものを所有する事で幸せになるわけじゃないって、
お坊さんじゃ無くても、みんな薄々気づいているのでしょう。

今の若い世代に、おっさんのギラついた欲望を語っても、
白けられるだけですからね。

 

このような本は、
そうした時代の要求から産まれたと言えるかもしれません。

 

時代を読み解くと言う意味でも、ぜひご一読をお勧めしたい一冊です。

 

 

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