残業をする美学VS残業をしない美学。結果は……?

      2016/08/18

もしあなたが、残業をしなくても評価され、十分な収入が得られたらどうしますか?
だいたいの人があなたの同じように、残業はしたくないのです!
子どもに会いたいのです!帰ってゲームしたいのです!ゆっくり寝たいのです!
でもお金も評価も欲しいのです!

それなのに、残業を強制してくる人もいます。残業大好きな人もいます。
残業しないと仕事は終わりません。

 

なぜ残業することが美学になってしまったのでしょうか?
彼らには彼らなりの考えがあるはずです。
でもよっぽど残業しなくて儲かる方が美しくありませんか?

 

今回は世にはびこる「残業をする美学」に対抗して、
「残業をしない美学」を戦わせてみました。

 

その結果から導き出される、
私たちが残業せずにハッピーになる方法とは!?
後半、ご期待ください。

 

 

 

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残業をする美学

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働いている時間が長い=頑張っている

・毎日2時間残業をして結果を出す人。
・定時ピッタリで帰宅するけど結果を出す人。

たとえ同じ結果を出したとしても、
職場で評価されるのは、残業をして結果を出す人。

 

これは、日本独特の風土に由来します。
日本は和を尊ぶ精神や、恩に報いる事が良いとされる精神が強い国。

 

誰かのために自分の時間を犠牲にした
=素晴らしい人
と言う美学が根強く残っています。

 

会社のためとか、帰れない先輩のためとか、お客さまのため、
誰かのために犠牲になる精神が美学として捉えられているのです。

 

 

残業をする美学のメリット・デメリット

【メリット】

時間対効率で見ると、圧倒的に効率が悪いのですが、
なぜか「頑張っている良い社員」と見られます。
むしろ、早く帰る社員に対しては、冷たい視線を投げかけます。
これ、ものは考えようで、
成果出してなくても残業さえしてればオッケー、とも言えます。
さらには成果出さなくても残業代もらえるので、
ガンガンお金のために残業できちゃいます。

 

あと、チームで厳しい納期を前に何かを成し遂げないといけない時って、
自分だけ成果をあげているからって帰るわけにはいきません。
同じチームのだれかの仕事が遅れていたら、残業して手伝って…、
と誰かのために時間を犠牲にする精神が活きてくるのです。

個の力よりも集団の力で闘う日本企業にとっては、
ある意味向いている考え方かもしれません。

 

 

【デメリット】
非効率極まりないですね。
同じ100万円を1日に稼ぐとしても、

 

●定時で帰るAさんは、
100万円÷8時間=
1時間あたり12万5千円稼ぐのに対し、

 

●毎日残業2時間しているBさんは、
100万円÷10時間=
1時間あたり10万円しか稼げていません。

 

能力がないのはBさんです。
よけいに経費がかかっているのもBさんです。
残業代だけじゃなく、電気代など雑費もかかります。

なのに、評価されるのはBさん!
なんでやねん!!

 

仲良くすることは日本企業では大切ですが、
ありがちな理に適わない協調性を強制されて、
人生の大切な時間を奪われたらたまったものじゃありません。
徐々に社員は疲弊していきます。

 

 

 

残業をしない美学

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成果を出す人=頑張っている人

反対に残業をしない美学とは、
成果主義と言えます。
だいぶ日本企業も成果主義を取り入れつつ、
コンプライアンスにも厳しくなってきたので、
この考え方も浸透してきたのではないでしょうか。

 

早めに帰ろうがなんだろうが、
成果を出すことこそが素晴らしい。

 

この美学を持った職場では、
日中タラタラ仕事をする人や、成果が出せない人は、
逆に冷たい目で見られます。

 

常に目標から逆算して日々の予定を決定し、
タイトにスケジュールを管理し、チームや上司と共有し、
効率的に働くわけです。

 

その結果、月初の予測通りの動きができて、
さらに月末に売上が立ったら優秀だと言われます。

その上、残業ゼロであろうものなら、
「あの人、仕事ができてステキ」と
受付の女の子の噂になることでしょう。

 

 

残業をしない美学のメリット・デメリット

【メリット】
効率が非常に良いです。
「時間は限られている」と言う意識が常にあるので、
日々の業務の中に無駄がありません。

最小のコストで最大の成果を発揮しようと言う意識があります。
もちろん経営全体としても、余計な経費もかからないので、
スリムで健全な経営と言えます。

 

また個人レベルで見ても、
早くに帰宅できるので、その分空いた時間を趣味に使ったり、
家族とゆっくり過ごしたり、地域に貢献したりなど有意義に使えます。

そんな時間によって得られたエネルギーやアイデアを、
また仕事に活かせるので、どんどん成果が上がっていきます。

 

 

【デメリット】
過剰に成果を追求した結果、
(外資系とか成果出せないと居場所なくなりますからね)
逆につらくて人が辞めてしまい、
結果的に残った人の仕事が増えてサービス残業をするはめに……、
と言った本末転倒な感じになりかねません。

 

さらに日本的な和を尊ぶ風土にもイマイチ馴染めていません。
成果主義を導入したとは言え、
なんだかんだで「横へならえ」になってしまう僕たち日本人ですもんね。

 

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結果はこうなった!

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二つの美学を戦わせて思ったこと…それは、
「気を遣うから難しいのであれば、みんなで早く帰ればいいんじゃね?」です。

 

ここでちょっと具体的な事例を紹介します。

 

 

小室淑恵さんと言う社長さんがいます。
株式会社ワーク・ライフバランスを率いる実業家さんです。
少し前にTEDに出演した際のスピーチが話題になっていました。

 

彼女のTEDでの主張はざっくり言うと、
①今後少子高齢化でますます若い人の負担が増える
②働く人がいないから国にお金なくなる
③お金ないから余計働かないといけない
④長時間働くから余計少子高齢化になる
⑤負のスパイラルでどんどん苦しくなる

⑥これじゃヤバいから、
残業無くしてもっとみんなに愛を分け与え合おうぜ!
と言う内容です。

 

日本やばいですね。滅びますね。
一回小室さんの文章を読むかYOUTUBEで視聴してみてください。
「残業をする美学」は惨敗であることが分かります。
「残業をしない美学」の圧勝です。

 

しかし、
残業無くすなんて事したら、
今のお金すらなくなっちゃう、って疑問に思いますよね?

 

しかし小室さんは、こんなことも述べています。

残業を削ってその分、若者を正規雇用したり、時間制約のある女性を積極的に雇用していきます。私の会社は、6年間ずっと残業禁止でやってきましたが、6年間トップ成績のコンサルタント、実は短時間勤務の女性なんですよ。時間と成果は関係ないんです。時間に制約がある人は、短時間で集中力高く働いてくれます。※logmi「長時間労働が日本をダメにする」小室淑恵氏が提案する、育児と介護の解決策

時間と成果は無関係!
一番働いて無い人が一番儲けてます!
やはり大事なのは効率なんです。
そして、会社の仕組みの問題なんです。

 

俺、社長じゃないから現状は変えられないわ……。

 

いいえ、小さなところから始めませんか?
横に座っている同僚を捕まえて、
「一緒に早く帰れるようにがんばろうぜ!」
って持ちかけるのも一つの手。
プロジェクトチームに入ってるのなら、
みんなで成果を出しつつ早く帰る方法を考えるのです。
通常のマネジメントでは、「早く帰ること」を必達事項として入れてないでしょ?

 

「みんなで早く帰る」
会社全体は無理でも、
近くの同僚やチームメイトなどから始めませんか?

 

 

 

まとめ

残業なんてしない方がいいに決まってる!
とは言え、
今まで残業して頑張ってきた先輩達も無視できない。

 

そんな時は、巻き込んじゃいましょう!
みんなで早く帰るのだ!!

 

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