プリウスなどHV車が事故った時に感電すると言うのは迷信??

      2016/12/12

燃費最強のプリウスでも事故には弱い!?
事故だけでなく、これからの季節は水害も予想されるので、
水没などの際にも、ハイブリッド車の感電が心配されています。

 

しかし、
この話、そもそも本当なのでしょうか?

 

確かに、
ハイブリッドカーが積んでいるのは、
多分みなさんが想像している以上の高圧電流です。

車屋の友人も、
お客様のハイブリッドカーが事故を起こしてしまい、
引き上げに行く際に、
「すっげーー不安だった」と漏らしていました。

 

とは言え、
今までニュースとかで、
プリウスやフィットハイブリッドで感電死と言った
見出しを見たことはありますか?
多分無いのでは?

そこんとこ、どうなの!?

 

 

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東日本大震災で漏電した事例は皆無

皆様もご記憶にある通り、
主に福島に甚大な被害を出した東日本大震災では、
多くの車が津波によって流されました。

津波で流されるって…、
ガンガン衝撃が車に加わる上に、
そこに浸水までするのです。
しかも大量のハイブリッドカーが!!

でも、大丈夫でした。
そこでの漏電・感電死事例は今の所ありません。

 

あらゆるところでハイブリッドカー走り回って、
そこら中で事故起こしたりしているけど、
やっぱり一般のユーザーが感電した事例は探しても見当たりません。

 

 

メーカーは、漏電しないように設計している

なお、トヨタのハイブリッドカーは、衝突事故の際には、エアバックの作動と連動して高電圧は遮断されるようになっており、バッテリーは液漏れがしにくい構造になっています。また、水没事故の際には感電しない安全な仕組みになっています。福島トヨタホームページ

ってメーカーがそう言ってるんかーーい。
なんだ、高電圧シャットアウトされるのか…。

ってそりゃそうですよね。
これだけの高電圧の部品を扱う商品が大量に出回っていて、
しょっちゅう起こる事故の度に、
感電で人が亡くなっていたら、
誰もハイブリッドカーなんて買いません。

 

ハイブリッドカーに使われる部品は、
最大約400Vもの超高電圧バッテリー。
もちろん、電流通った状態でむき出しの高電圧ケーブルに触れることがあれば、
最悪の事態になる可能性もあります。
なので実際機械をバラす人や、
大事故で救助にあたる人は、
その可能性が高くなります。

 

…がしかし、
僕たちが通常生きていて、
そんなシチュエーションになる状況はほぼゼロに等しい。

 

安全をしっかり考えて、
基本的には高電圧部品が露出しないように、
万が一の感電などが無いように設計されています。

衝突事故を起こした場合でも乗員が高電圧により感電しない設計を採用しています。
※参考JAFホームページ

 

大きな事故が起こると、
そういった可能性はゼロでは無いようです。
ボンネットやフロントバンパーやフロントフェンダーなどは、
感電の恐れがあるから切断したらだめ!と言われています。

 

しかし、
そのため、メーカーはガンガン衝突実験をしています。

 

その成果か、
先の東日本大震災の事例が示す通り、
よほどの衝撃であっても、
感電の心配は極めて小さいようです。

 

 

 

なんでこんなにメディアも報道したのか

結構大手メディアまで、
大体的に報道していました。

 

正直その記事だけ見たら、
「何台かに1台は感電するんじゃないか…」
って思ってしまいます。

しかも、
割と大きいメディアも報道してるものだから、
信じてしまいますよね。

 

国交省が定める安全基準は、
実はかなーーーり高い水準のもの。
その基準を守ってメーカーがめっちゃ努力しているから、
感電事故が起こっていないのです。

 

しかし、
自動車事故対策機構と言うちゃんとした公的機関が、
HV車が事故を起こしたら、
素人が触ったらあかんよ!
って言うキャンペーンを始めました。

報道自体は悪いことでは無いのですが、
その内容をメディアが取り上げました。
そりゃ報じますよね。
あの便利なハイブリッドカーにも弱点があったのか的な感じで。

 

 

人々に
HV車の事故=感電の可能性高し!
と言うイメージとして広まったのではないかと思われます。

 

なんか勝手な印象ですが、
国交省とメーカーと自動車事故対策機構とが、
上手に絡み合ってないまま、
微妙に偏った情報が世に出てしまった印象です。

 

まぁメーカーも、
万が一でも可能性があるなら、
危険は周知すべきだし、
それはそれでしかりだとは思います。

 

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じゃあ結局どうすればいいのか?

前置きが長くなりましたが、
実はここからが本題です。

 

JAFでも車屋さんでもレスキュー隊員でもない、
一般ユーザーである私たちが
「じゃあ、結局どうすればいいの?」
って言うところが一番気になります。

以上を踏まえて、僕の見解を書きますね。

 

 

やっぱり下手には触らない

結局結論は一緒やないかい…。

可能性はゼロでは無いので、
あくまで僕なら、
もしその車に乗っているのなら速やかに外に出て、
ボンネット部などには触ら無いようにします。
(※高電圧が流れる可能性のある部位は車種によって違うため、
  あらかじめチェックが必要)

 

なんせ、
感電したくないし…。

やっぱり、
そんなこと言われると事故車両には近寄りたくはありません。

まぁ、これは事故車両ですから、
ガソリン車でも一緒ですね。
下手に触ると、
そもそも怪我などをする恐れがあります。

 

 

プロにお任せする

と言うわけで、
事故ったにせよ、水害で水没したにせよ、
プロにお任せします。

彼らは感電に関しても、
専門の訓練を積んでいるのでお任せしておけば大丈夫。

逆になんで自分で事故った車をわざわざ触りたがるのか!!
119番通報して!それかJAF呼んで!!

 

メーカーや自動車事故対策機構が言うように、
可能性があるのは間違い無いんだから、
ちゃんとプロに任せておこうと思います。

 

 

もし誰かがハイブリッドカーの中で助けを求めていたら

と、基本はプロに任せますが、
それは状況によります。
それがもし自分の子どもで、
緊急の助けを必要としているのなら、
絶対に助けに行きますね。

だって水没したら100%回路はシャットダウンされるし、
釘を刺しても電池は発火も漏電もしない仕組みらしいので、

わずかな感電の可能性があったとしても、
迷わず僕は助けに行きます。

念のためメーカーの言うボンネットや、
下廻りに触れないようにしたり、
その場で出来ることは全てしてからですが。

 

知ってる事実と人命を照らし合わせると、
明らかに人命の方が重いです。
これは一人の大人としての判断ですね。
もちろん、人に勧めるものでもありません。
あくまで僕自身の判断と言うか指針です。

 

 

 

まとめ

事実をしっかり自分で把握して、
自分でどうするかを決める。

これは僕流の生き方の基本。
つい噂に流されたり、
情報を簡単に信じたりしてしまいますが、

「あれ?なんかおかしいぞ?」と
思ったら、ちゃんと確認する癖をつけたいところです。

 

ちなみに9月1日は防災の日。
今一度水害対策なども見直してみてはいかがでしょうか?
車が水没なんてしたら、保険入ってないと高くつきますよ〜。
「一般条件」とか「車対車」とかご存知ですか?

 

 

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