適応障害が原因で離婚しそうになったら考えたい4つのこと

      2017/07/17

適応障害と診断されるぐらいなら、
つらい毎日が続いていると思います。

 

その上離婚だなんて、
病んでいる人からしたら、
踏んだり蹴ったりかもしれません。

 

しかし残念ながら、
適応障害から離婚に発展するケースはあり得るのです。
僕は適応障害を患った当時、結婚はしていませんでしたが、
悲しいことにこの病気がもとでお付き合いしていた女性と別れました。

 

こんな事態になるのには、
適応障害の発症原因がストレスによるものであることや、
甘えだと誤解されることなど様々な理由があります。

 

今回は、
適応障害によって離婚になる考えられるパターンと、
適応障害が原因での離婚を可能な限り防ぐための方法を
お伝えしたいと思います。

 

 

 

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適応障害で離婚!?考えられるパターン

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適応障害は、
強いストレスを原因として、
体や心、行動に障害が生じ、
社会生活を送るのが困難になる病気。

 

気分がひどいうつ状態になったり、
頭痛やめまい・吐き気など身体症状が出たり、
大事なパートナーに暴力的な行動をとったりします。

 

 

しかし適応障害は、
ストレスの下から離れると、
次第に元気になっていく病気です。

 

 

つまり、
大事をとって、休めば回復する病気です。

 

 

なのに離婚にまで発展するとは、
一体どういうことでしょうか?

 

 

 

ストレスの原因が他ならぬパートナーだから

強いストレスの原因が、
なんと…ほかならぬ妻のワガママであったりする場合…。

 

 

例えば…

 

 

結婚前はワガママ放題だった妻が可愛く見えたけど、
いざ生活を始めるとストレスが募っていく。

適応障害になる人は、
真面目な性格の人が多いので、

できるだけ怒らずに、
会話で問題を解決しようとします。

そして、相手がワガママにも関わらず、
自分に落ち度があるんじゃないかと、
常に反省をしている。

 

 

しかし、
そんな努力の甲斐も虚しく、
ついに心を病んでしまうことになった。

 

 

今までの反動でもう妻と話もしたくない。
顔も見たくない。

 

 

ストレスの下から離れることが、
適応障害の治療となりますが、

その「ストレスの下から離れること」とは、
この場合最終的には離婚を意味してしまいます。

 

 

 

「甘え」である、と相手に理解されないから

適応障害は、
甘えている人がなる病気ではありません。

 

どちらかと言うと、
不器用でそれでも一生懸命生きている人がなる病気です。

 

毎日毎日必死で生きてきた。
つらい仕事もなんとか必死でこなしてきた。

でももう限界。
これ以上は頑張れない…。

 

 

そんな時に強制終了として、
心身の症状が出始めます。

 

 

確かに病気をきっかけに甘えている人もいるでしょう。
でも、そんな人は、
ぶっちゃけ甘えたいのです。
今まで張り詰めてきたから。

 

でもそのような心理は、
配偶者に理解されないこともあります。

 

 

 

適応障害は、
ストレスの原因から遠ざかると、
徐々に治っていく病気なので、

 

イヤな仕事の時だけしんどそうにしていて、
そうでない時はわりと元気。
家でピコピコゲームしたりしています。

 

「あんた、何考えてんの!?」
となるわけです。

 

 

 

 

 

でも、病んでいる本人は確かにつらいのです。
僕も患っていた当時はつらかったです。
でもどうしていいのかも分かりませんでした。

 

ストレスから離れても、
すぐ調子が良くならない場合もあります。
ゲームなど何かで気を紛らわさないと、
いてもたってもいられない時もあります。

 

 

がんばり過ぎて、
うつ病に移行してしまって
もっとひどくなる場合もあります。

当時の通院仲間(待合室で何度か顔を合わせるうちに仲良くなる)も、
色んなタイプの症状の人がいました。
その苦しみ様は人により様々なのです。

 

 

 

それでもやはり健康な人には、
理解されないことが多い。

 

 

しかし
逆の立場の人の気持ちも分かります。

 

どうしても病気を理解できない。
ウジウジしている夫についイライラしてしまう。
頼りない。情けない。
頭では分かっているけど、
イライラしてしまう。
段々本当に病気なの!?と疑いの気持ちも出てきた…。
単に甘えた根性なだけなんじゃ…。

 

 

こんな不協和が起こってしまうのですね。
だから別れに発展しやすくなることも理解できます。

 

 

 

適応障害の症状により暴力に発展してしまったから

適応障害の症状は、
うつ状態や頭痛など
心身の症状だけでは済まず、
行動面にまで及ぶ場合があります

 

かなり極端な行動をする時もあります。

 

例えば、
暴飲暴食。アルコールやタバコなど嗜好品の過剰摂取。
危険な運転。そして、配偶者への暴力や浮気などが挙げられます。

 

 

言わば、反社会的で反規律的。
溜めに溜めたストレスの反動から、
タガが外れてしまったようにも見受けられます。

 

 

病気のせいとは言え、
暴力を振るわれたりしたら、
やはり振るわれた方はやるせないものです。

 

 

どうしてもその時の恐怖感や怒りを忘れることができず、
離婚へと向かいやすくなるのは、容易に想像できます。

 

 

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適応障害による離婚を回避するために考えたい4つのこと

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では適応障害による離婚を回避するには、
一体どうしたらいいのでしょうか?
「もっとこうすればよかった!」
と言う僕の経験を踏まえて参考までにその具体的な方法をまとめました。

 

 

①まずは適切な治療を

当然ですが、
適切な治療が必要となります。

 

治療は、

・ストレスの原因から離れる
・投薬治療
・カウンセリング

が挙げられます。

 

投薬治療や休職をするなどは一般的ですが、
まだ日本ではカウンセリングに関して二の足を踏む人が多いのが実情。

 

しかし、
完治を目指し、
今後も適応障害が再発しないようにするためには、
カウンセリングによって、
適応障害で苦しんでいる人の
本当の原因にアプローチすることは必須となります。

 

 

カウンセリングに対しては、
・意見を押し付けられる
・説教される
などの間違った解釈をされる事ありますが、
実際はそんな事はありません。

 

 

むしろ、
相談者が自分で答えを見つけられるよう、
横でしっかり助けてくれて、
じっと見守ってくれる存在です。

 

 

 

②夫婦で診察を受ける

相手の病状がどれだけ辛いか理解できないのは、
単に病気であると知らないから。

ちゃんと医師の説明の下、
相手の病状を理解することができたら、

 

相手の病状に対して、
今まで以上の思いやりが湧いてくるかもしれません。

 

これは個人的にはとても大切だと思います。
昔僕が診察に行った時には母がついて来てくれたのですが、
母も当時僕のことを誤解していて、診察を一緒に受けるまで意味不明な行動を取る僕のことが理解できなかったそうです。
しかし一緒に診察を受けてから「一緒に治すんやで!」と励ましてくれました。
自分に近い人と一緒に診察を受けてよかったなと今でも思います。

 

 

 

③夫婦でカウンセリングを受ける

「甘えたいって言われても、
わたしだって家事も仕事も育児も大変だし、
よっぽど甘えたいわ!」

 

夫婦間だけで話をしていると、
どうしても夫婦間だけでは答えが出ない時があります。

 

 

日本では馴染みが薄い夫婦でのカウンセリングですが、
お互いの考えていることのズレを調整し、
前向きに未来に向かって進んでいくためには、
カウンセリングはぜひとも取り組みたいものです。

 

 

「あの夫の行動の理由は、
実はそういうことだったのか!」

 

と相手の理不尽に思えた行動の裏に、
隠れた本音を発見するかもしれません。

 

 

しかし注意したいこともあります。
それは夫と妻、お互いのわがままを
カウンセラーにぶつけていては前に進まない、
という事です。最初はそうしてしまいますけどね。

 

 

つい、
「聞いてください、この人ったら…」
と第三者を味方にしたいがために、
色々言ってしまいそうなのですが。

 

 

カウンセラーは、
お互いの存在の味方ですが、
それぞれのワガママな意見や、
偏りのある意見を全て肯定してくれるわけではありません。

 

 

あくまで、
互いの成長をサポートし、
互いが適切な答えを見つけられるように援助する存在です。

 

 

普段から溜まっている言葉などがあるかもしれませんが、
「前向きな未来のためにここにいるんだ!」
と言う決意を忘れずにカウンセリングを受けましょう。

 

生意気ながら、昔僕は彼女を連れてカウンセリングに行ったのですが、
初回のカウンセリングはお互いの愚痴ばかり(笑)。
2回目ぐらいからやっとまともなカウンセリングになった記憶があります。

 

 

 

④前向きに別居する

別居と言うと、
離婚までの準備段階のように、
離婚とワンセットに捉えられがちですが、
ちょっと見方を変えてみてはいかがでしょうか?

 

一緒にいると、
時として男女関係は
ドツボにはまることがあります。

 

些細な誤解がさらなる誤解を生んだり、
あがけばあがく程、泥沼に沈んでいくような経験は、
恋人関係や夫婦関係を持った事のある人なら経験した事があるかと思います。

 

 

どちらかが心の病に冒されているのならなおさらです。
どうしても感情の制御が効かず、
お互いにお互いを傷つけ合うことになります。

 

 

最悪、先に述べたように、
病気の影響からか暴力を振るったりする可能性もあります。

 

 

いったん、何かが起こってしまうと、
修復がより難しくなるので、
一度別居するなどして冷却期間を設けるのです。

 

 

ストレスの原因がパートナーにある場合は
より離れた方が賢明な場合があります。

 

 

一度、病んでいる人にとって安心できる、
実家であったり、お金に余裕があるならホテルなど、
休息の時間が必要な時かもしれません。

 

 

ただ、このように別居することに関しても、
二人だけで決めてしまうと、
ただ感情に任せてしまったり、
目的を見失ったりしがちです。

 

 

カウンセラーや親など、
第三者に相談や報告をしながら、
別居後も慎重に今現在の病状やお互いの状況を
客観的に観察することも必要ではないでしょうか?

 

 

その結果、離婚になるかどうかは、
また次のステップの話です。

 

 

 

 

まとめ

心の病を、
病んでいない人が理解するのは、
とても難しいことだと思います。

 

目の前の優しくて強かったあの人から出てくる言葉は
信じられないような弱々しい言葉や汚い言葉。

 

キビキビ働いて仕事のできたあの人が、
今目の前で魚のような目でゲームをしている…。

 

つい、
目の前のことや、
今言われた言葉に囚われそうになります。

 

 

しかし、
夫婦生活を壊さないためには、
夫婦だけで解決しようとしないことも大事かと。

 

誰かの助けや、
客観的な意見、
専門的な知識、
困った時のサポート、

乗り越えるために、
それらの力を借りるように、
視点を変えてみてはいかがでしょうか?

 

 

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 - ヘルスケア