あなたはハロウィンでバカ騒ぎはアリ?それともナシ?

      2016/09/17

今や1000億円市場に成長したハロウィン市場。
2015年の段階で、4年前と比較してその市場規模は倍に。
しかし、あまりのバカ騒ぎぶりに迷惑と感じる人がいることもまた事実です。

 

・ハロウィンにバカ騒ぎはいかがなものか
・いい大人がなにやってんだか…
・人の迷惑も考えられないの?

・いやいやお祭りなんだからバカ騒ぎしてなんぼでしょ
・楽しむ時は楽しまなくちゃ



そんな色んな意見があるかと思います。

 

今日は、「ちょっと考えるブログ」です。

 

毎年話題になるハロウィンでのバカ騒ぎを題材に、
日本文化とは何かなどを考えてみました。

 

これを読み終わったら、
ハロウィンについてどう考えるか、
あなたなりの考えが変わっているかもしれません。
よろしければご参考ください。

 

 

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こんな事ありました。ハロウィンのバカ騒ぎ事件簿

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今までハロウィンに関しては、
様々なバカ騒ぎが取り上げられています。
中にはちょっとやり過ぎちゃってるよね…的な出来事もありましたね。

 

外から見てる分には微笑ましかったりもするのですが、
確かに近くに住んでる人や、
関連がある人からしたら、
迷惑な事もあるどころか、時には大迷惑!?

 

 

車内に物騒なものを持ち込んで大騒ぎ

物騒なものが例えおもちゃだったとしても、
ほっと疲れて電車に乗っている人からしたら一大事です。
本当にこの人が安全な人かどうかなんて、
他人からしたら分かりませんから。
駅員さん呼んでしまいます。

 

 

渋谷には警察が総動員

ご記憶に新しいハロウィンでカオス状態の
渋谷のスクランブル交差点。
警察官も200人を超える警戒態勢!
本当にお疲れさまです。
しかし、これだけここに警察官が集まっていて、
よそで事件があったらどうするんでしょうか…。
一説にはテロを警戒して、
との話もあります。大人数が一箇所に集まりますから、
確かに重点して警戒すべき対象かもしれません。

 

 

警察の厄介になった人も

警官をエアガンで撃って公務執行妨害で御用に。
どさくさに紛れて痴漢をして御用に。
ちょっとこれは、楽しんでる人にとっても迷惑ですね。
今年はこんな事が無いといいのですが。

 

 

ゴミ出し過ぎ!

みなさんもネットやテレビのニュースで
見たこともあるかと思いますが、
祭りが去った後のゴミの山。
東京都はジャックオランタンの可愛い絵がプリントされた
特製のゴミ袋まで配る始末。
いやー税金使ってますね〜。

 

 

トイレが使えない!

これも一時期ネットニュースなどで出てましたね。
着替えとか化粧する人でいっぱいになって、
トイレが使えなくて困ったと言う話。

これは僕の友人の持ちネタなのですが、
東京出張中に、お腹が痛くてトイレに駆け込んだら、
どの個室もいっぱいで、待っていたら中からゾンビが出てきて、
ゾンビと会釈してトイレに駆け込んだそうです。
当時は腹が痛くてそれどころでなかったそうですが、
後から考えるといい迷惑だったと言っていました。

 

 

大人が散らかして、子どもが片付けている

ハロウィンの翌日、朝日に照らされるゴミの山。
有志の人たちがゴミ拾いをしていました。
そしてその中には、小・中学生とおぼしき、
幼い子ども達の姿も…。
この画像が拡散され、一時話題になりました。
大人が子どもみたいに騒いでちらかして、
子どもが大人みたいにゴミを片付けている…。
この事をどう受け止めるのか?胸が痛い出来事です。

 

 

 

いやーこれだけ迷惑かけていると、
さすがに「楽しいからいいじゃん」だけでは
済まされませんねぇ。

実際SNS上は様々な問題提起のコメントが駆け巡りました。

 

 

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なんでバカ騒ぎなハロウィンがこんなに広まったのか

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とは言え、なぜこれほどまでに、
ハロウィンが広まったのでしょうか?

 

よく若者がマスコミの広告や扇動に踊らせれている、
と言う論調を目にするのですが、
2016年にもなった今からすると、
それは少し的が外れていると思われます。

 

と言うのも、
未だテレビの影響は強いとは言え、
ハロウィンに出る若者〜30代ぐらいまでの世代は、
あまりテレビを見なってしまいました。
そしてテレビの扇動的なやり方に対してオジサン達が思っている以上に敏感で、
そういう空気を感じたら、すぐしらけたりもします。

 

ハロウィンが広まったきっかけは、
どちらかというと、
・日本人には受け入れる度量がある
・若者のネットワーク
・企業や地方自治体の仕掛け
 がいつの間にか大きくなった
・日本人はお祭りが好き

このような理由が挙げられます。

 

 

日本人には新しい文化を受け入れる度量がある

日本人は、お正月には神社に初詣し、
結婚式はキリスト教式の教会で挙げ、
お葬式は仏式にお経を読んでもらい、
クリスマスにはキリスト教式に祝います。

 

節操がないと言えばそれまでですが、
色んな文化を積極的に受け入れるおおらかさを持ち、
そして徐々に自分達の文化に取り入れていく柔軟さを持っている
とも言えます。
世界中で宗教間の争いごとがあることを考えると、
なんとも平和な国民性ですね。

 

「本場のハロウィンでは、
 こんなはしゃぎ方はしない」

と言う論調そのものが、
少し日本の国民性と合わないのです。

 

じゃあなんで神社にお参りに行くのに、
お寺でお葬式あげるの?
じゃあなんで彼女とクリスマス祝うの?
と聞かれたらそれだけで論理的には負けてしまいます。

 

 

 

SNS、インターネットを通じて拡がる

池袋のハロウィンイベントは、
企業と地方自治体が力を合わせてイベントを企画しました。
ニコニコ動画の「ドワンゴ」が豊島区と力を合わせて、
街全体を使って「ほぼコスプレなんじゃね?」的なイベントをしたことは
記憶に新しいです。

 

反面渋谷はと言うと、
インターネット、特にSNSを通じて、
個人間の間で拡がりを徐々に見せ、
一大ムーブメントとなりました。
「何かをテーマとしたイベント」では無く、
あくまで「ハロウィン楽しもうぜ!」
な気持ちだけで集まっているので、
ご記憶の通り現場はカオス状態に…。

 

 

しかし、
エジプトの革命の件と言い、
インターネットの力は本当にスゴいですね。

 

 

 

企業や地方自治体のしかけがいつの間にか大衆化

最初は商売目的で始めたことが、
いつの間にか日本文化に根付く事はよくある事です。

 

バレンタインしかり、
恵方巻きしかりです。

もともとはチョコレート会社や
コンビニなんかがキャンペーンで始めた事が、
いつの間にか国民のイベントになっていました。

こんな例もあります↓

お盆玉の相場はいくらぐらい?と言うかコレあげるべきなのか!?

 

最初は、
「そんなしょうーもないことしません!」
と言っていた人が多数いても、
いつの間にかそんなこと言ってたことも忘れて、
楽しんでしまっています。

 

前述の日本人の国民性や、
SNSの登場も相まって、
ちょっと火がつくやいなや、
爆発的に拡がることもあります。

 

 

日本人はお祭り好き=バカ騒ぎ好き!

「ハレ」と「ケ」に代表されるように、
日本人は日常(ケ)と非日常(ハレ)を
分けて考える傾向があります。

ハレの日にはとことん遊ぶ、騒ぐ。
日本人にとって祭りとは、
元気や生きる力を取り戻すための手段。

ハロウィンのような、
新しい祭りは大歓迎なのです。

日本流の祭りに変換して、
精一杯楽しんでいるわけです。

 

 

 

 

結論として言えることは、
広まりかたや形はどうあれ、

 

新しいお祭りイベントの登場を歓迎し、
それぞれの形で楽しんでいる

しかしながら、

広まり出して日が浅いので、
カオス的な様相を呈している

と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

ハロウィンを受け入れる人、受け入れない人

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しかし日本の伝統行事的なお祭りであっても、
ゴミは出るものです。喧嘩だってあります。
ハシャギすぎて逮捕者だって出ます。
人もわんさか出てくるし、その間道路は通れないし、
仕事にもならないし、祭りが関係無い人からしたら、
ただの迷惑かもしれません。
それはハロウィンと一緒。

 

 

しかし、
ハロウィンのように、
お祭り自体を是か非か問う場面には
あまり遭遇しません。

 

 

祭りなんかやめちまえーー!!
なんて言ってる人がいたら、
場合によってはちょっと変な人と思われますが、

 

 

ハロウィンなんてやめちまえーー!!
と言ってみたら、
意外と「うんうん」と賛同してくれる人がいるものです。

 

 

なぜかハロウィンに関しては、
その賛否に意見が活発です。

 

 

 

著名人のコメントをざっくりまとめてみても、
「あれは日本式にアレンジされたハロウィン」
「国民行事じゃない」
「本場外国の人は大人があんなことしない」と反対意見を表明したり、

 

「お祭り騒ぎが一つ増えて結構なこと」
「ビジネスチャンスも生まれる」
「文化は時代によって変わるもの」
など肯定的な意見も目立ちます。

 

 

これね、
結局単に歴史の違いなだけなのでは、
と思うのです。

 

 

つまり、
まだハロウィンがお祭りと認識されていないだけ。

 

 

日本人独自の感性で、
他国の文化を上手にアレンジし、
お祭り化するところまではいっているのですが、
まだ市民権を完全に得てないのです。

 

 

そして、
日が浅いゆえに、
ルールも徹底されないし、
人の理解も得られてない。

だから、
「けしからん」「バカ騒ぎばっかりして」と言って受け入れない人も
いるのではないかなーと予想されます。

 

 

 

結論は単純。ルールを守って、バカ騒ぎしよう。

以上のことから、今日の考察としては、
フォーカスを当てるべきは、
ハロウィンそのものの是非ではないと言うことです。
確かにバカ騒ぎをしてはいますが、
ハロウィン楽しんでいる人=バカでは無いのです。

 

 

これは本来のハロウィンの楽しみ方ではない
これは日本人らしい楽しみ方ではない
大の大人がバカみたい

これらの考え方は、
積極的に他国の文化を取り入れ、
日本的なお祭り観にアレンジし、
楽しむ日本人の感覚と少し合わないように思えます。

 

 

ハロウィンが形を変えて、
多くの日本人に受け入れられ始めているのも事実。

 

 

こういう祭りが嫌いな人や迷惑だと感じる人は、
もう事実としてお祭り化して広まってしまっているんだから、
多少のおバカな人のバカ騒ぎは…

 

我慢するしかない。

 

 

むしろ楽しめるんなら、
日本人らしくハレの日的に楽しんでみても良いのでは。

 

 

「踊る阿呆に見る阿呆、どうせ阿呆なら踊らにゃ損」です。
バカ騒ぎしましょう。

 

 

 

が、しかーし!
やっぱりゴミは捨てたらあかんでしょ!
どさくさに紛れて痴漢なんてもってのほかでしょ!!
もうちょっと周りに気を使ってもいいはずでしょ!!
これはバカ騒ぎと白い目で見られても仕方ありません。

 

 

新しくできたお祭りの形。
ちょっとずつ型やルールが、
これから出来上がっていくはずです。

 

 

そのルール作りの一端を担うのが、
人々がTwitterなどでポストするゴミについての問題提起や、
享楽的に浮かれる人々をレポートしたニュースなのです。

 

そのポストなどのひとつひとつは雨粒のようですが、
やがて大きな川の流れになります。

 

そうなった時に、
ハロウィンが、ただのバカ騒ぎではなく、
日本独特のガラパゴス的ハロウィンとして、
「これはこれでありだよね」
と国内外からも認識されるようになるのではないでしょうか。

 

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