ハロウィンの語源解説!Trick or Treatやジャック・オ・ランタンも説明するよ!

Happy Halloween!って超笑顔で言ったはいいけど、
この語源って何かご存知ですか?

 

当たり前ですが、
この語源を辿っていっても、
全く私たちの生活に関係ありません!
この記事はただの知識です!!

でも、いいの!
どうせクリスマス祝った後に神社行ったりするような
俺たちだから!

 

しかしながら、語源や歴史を知っていると、
ロマンを感じられるといいますか、
ちょっとだけイベントが楽しくなります。

 

ついでに「ジャックオランタン」や「Trick or Treat!」も
まとめました。

 

今日は、
そんな豆知識の部屋に、
あなたをご招待します。

 

 

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ハロウィーンの語源は、宗教行事名が訛った感じだった!

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ハロウィーンとは、
「諸聖人の祝日」の前夜を指します。
そう、イヴです。前夜なんです。

 

女子に自慢してください。
「これって宗教行事なんだぜ〜」
的な感じで薄暗い部屋で語れば、
なんとなくあなたの事が知的に見えるはずです。
ちなみに、どんな宗教行事かは、
後で説明します。

 

 

で、話を戻すと、
この「諸聖人の祝日」って
All saint’s Day って言うんです。
この間、速聴で英語を覚える例のあれでもネタになっていたので、
間違いありません。

 

しかしどこにもハローとか出てこんやんけ!
と思いきや、
別の言い方でAll Hallowsと言います。
そのeve

 

All Hallows eveを読むと、
オールハローズイヴとなって
これがだんだん略されたり、
かっこ良い読み方されたりしてく中で…

オーハローイヴ

ハローイヴ

ハローウィヴ

ハロウィン

ハロウィン!!

 

↑これ、盛り上がってわけわかんない時に
みんなの前で説明すると多分ウケます。

 

と、まあこんな感じで、
ハロウィンのなったと言われています。

 

他にもHallowsと夜eveningが混ざったと言う説などありますが、
ともあれ、昔の宗教行事が由来なのは、
共通しているところですね。

 

 

 

で、どんな元々はどんな行事かと言いますと…

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みなさんご存知の通り、
10/31はハロウィンです。
いや、All Hallows eveです。
翌日はAll Hallowsです。

 

 

そう、11月1日は諸聖人の祝日。
そしてその前日の10月31日はお化けが出る日。

ってなんのこっちゃ!!話つながらんやんけ!!
ですよね。

 

これは、
その昔、文化が融合したことから、
このようになっているんです。

 

 

まず10月31日。
これは元々はケルト民族の収穫を祝うなどのお祭りでした。
ケルト人ってヨーロッパに昔(超昔だと紀元前1500年ぐらい)いた民族です。
で、彼らは日本のお盆みたいな宗教観を持っていまして、
このお祭りのタイミングの10月31日になると、
ご先祖様があの世から帰ってくるって信じてたんです。
しかし、日本のお盆と違って、
このご先祖様たちと一緒に、悪い霊や精霊たちまでついてきちゃいます。

 

こりゃあかんで!と言うことで、
ちょっと怖い仮面かぶったりして悪霊を追い払っていたんです。
悪霊の仲間だと思わせて連れていかれないようにしていた、
と言う説もあります。

 

 

そして11月1日。
これはカトリック教会で4世紀ごろに始まった今までの全ての聖人や、
殉教者(キリスト教のために亡くなった人)を祝う習慣です。

 

一つの説として、
のちにケルト民族に攻め込んだキリスト教徒が、
民衆の心をがっちりゲットするために、
「10月31日のお祭りは残しとこか」と決めたこと、
に由来すると言われています。
そして、
キリスト教の諸聖人の祝日+ケルト民族のお祭り
が合体することで、今のような形になる元が出来ました。

 

 

しかし、キリスト教は、
ハロウィンを宗教行事として認めたわけではないんですよね。
あくまでキリスト教としての祝い事は11月1日!
10月31日は世俗のお祭りといったところでしょうか。

 

 

 

Trick or Treatの語源って!?実はハロウィンとは関係なかった!

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Trick=いたずら
Treat=お菓子

 

いたずらか、お菓子か!
意訳すると
お菓子くれないといたずらしちゃぞ!
といったところでしょうか。

 

 

しかし、
なんでこんな習慣が流行っているのでしょうか?
この言葉はどこから来たのでしょうか?

 

ここでまた登場!昔のキリスト教!
実は、
11月1日の諸聖人の祝日の翌日は、
11月2日は死者の日。
死者のために祈る日なのです。

 

その昔、
11月2日になると、
死者の魂を静めるために、
クリスチャンが家から家を回って、
ソウルケーキと言うケーキを集めて回っていました。

そして、そのソウルケーキをいただいた代わりに、
死者があの世に行けるようクリスチャンとしてお手伝いします、
と言って回ってたんです。
ちなみにソウルケーキのソウルはsoul(魂)。
魂のケーキなのです。

 

 

言わば、この頃の習慣がヨーロッパの一部に広まり、
今のtrick or treat!の原型になっているのでは、
と言われています。

 

 

で、時代が変わって1900年代アメリカ。
移民たちの子孫が元気に生活しています。
そもそもハロウィンがここまで広まったのって、
アメリカのおかげですからね。
アメリカでは行事日としても指定されています。
うん、楽しい国だ。

 

 

それでその時代のどこかのヤンチャな子どもがですね、
「お菓子くれな、いたずらするで!」
と伝統的なソウルケーキのことなんてすっかり忘れて
そんな風に言ったところ、効果テキメン。
子どもたちの間でなんとなく広がった挙句、
ついにはあのアメリカ国民の国民的アニメ、
ネズミがマスコットのあのアニメで、
trick or treatとセリフが使われたことで、
完全に市民権を得たと言われています。

 

 

 

Trick or Treatとハロウィン、
実はあんまり関係なかった!!

 

↑夜が更ける前にこの話すると、
「へー詳しいんだねー」とトリヴィア的に
50へーぐらいはもらえるはずです。

 

 

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ジャックオランタンの語源って何?

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では、ジャックオランタンってなんでしょうか?
オラウータン的な何かだったんでしょうか。
そんなわけありませんね。

 

ここで、私のブログから、
少しだけ、ジャックオランタンの、
悲しくも恐ろしい話をご紹介しましょう…。

 

ジャックオランタンがさまよっている理由

ジャックは大層性格の悪い男で、
嘘をつき、人を騙して生きていたそうです。
そんな時悪魔に出会い、魂を抜かれそうになったのですが、
得意の話術で悪魔を罠にはめ、
「二度と魂を取らない」と約束させました。
しかしそんな悪人ジャックも寿命が尽きあの世へと旅立ったのですが…、

天国では「お前生前悪いことしすぎ」と言われ門前払い、
地獄では悪魔とは魂を取らないと取引したため入れてもらえない。

悪魔に、元いた場所に戻るように言われたのですが、
道は冷たく暗い闇が広がっている…。
そこで悪魔に地獄の炎を分けてもらい、
たまたまそこに生えていたカブをぐるりとくり抜いて、
ランタン代わりにしたそうです。

天国にも地獄にも行けないジャックは、
ランタンを持って今でもさまよってるのだとか…。

この「ランタンを持つジャック」=「ジャック・オー・ランタン」
と言う名前が広がったのです。
※他のバージョンで、
一度ジャックはあの世に行ってから生き返って、
さらにまたあの世に行った時に天国で門前払いくらった、
と言う話もあります。かなり神様的な人に嫌われたみたい。

 

ジャックのランタンは、
魔除けとして使われています。
もともとはカボチャじゃなくって、
カブを使っていたらしいですね。

 

しかしこの話…

こえー。

 

こえーけど…
ハロウィンどこ?
キリスト教とかソウルケーキとかどこ?

 

まさか…、
ジャック・オ・ランタンさんも、
ハロウィンにはもともと関係ないの?

 

と思いきや、
さっき話をしたケルト民族のみなさんが、
その昔魔除けのためにカブとかをくりぬいてランタンを作ってたようです。

なるほど、
そこにこの逸話が挿入されて、
より雰囲気のあるイベントになったのですね。

 

そして、
カボチャになった理由は、
単にアメリカでよく採れるから。
ハロウィンを世界的に商業イベントとして広めたのはアメリカですからね。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
なんだか昔の儀式の様子や、
文化なんかを想像すると、
ちょっと胸が躍ります。

語源を知るだけで、
イマジネーションがたくさんふくらみますね!

 

・ハロウィンの語源
All Hallows eve→が訛りまくってハロウィンに

・Trick or Treatの語源
アメリカのやんちゃな子どもが犯人!?

・ジャック・オ・ランタンの語源
ランタンを持ってさまよう、
なんとも悲しいジャックの話でした

 

僕こういう世界観大好きなんですよね〜。
今年のハロウィンも楽しむぞ!!
もはや日本のハロウィンは仮装大会ですけどね(笑)

 

 

 

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