「主夫」の割合がめっちゃ増えてるらしい。

周りに「専業主夫」って人はなかなかいないけど、
数字上ではめっちゃ多いみたいです。

ほんとに?ご近所さんみんなちゃんと働いているよ?
て言うか主夫なんてしてて大丈夫なの?

 

僕もびっくりしました。
彼らは、間違いなくいます。
そして、妻と理解し合って生活しています。

 

価値観が多様化する現代で、ちょっと話題の「主夫」について、
それぐらい増えているのかについてや、
主夫であることのメリット・デメリットを考察しました。
後半、僕が妻に
「俺を養って」
と言ってみた結果も載ってます。(笑)

 

あなたも主夫になってみる?

 

 

 

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増殖する「主夫」達

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2005年時点では、専業主婦(710万人)と専業主夫(2万人)とで、350倍以上もの人数差があったが、2010年には専業主婦(690万人)と専業主夫(6万人)となり、その差は115倍まで縮まっている。

※主夫 フリー百科事典ウィキペディア 2015年12月26日(土)17:22、UTC http://ja.wikipedia.org

 

5年で3倍の成長率!
ちょっとしたイケイケ企業よりよっぽどすごい成長率です。
こりゃ更に5年以上過ぎた今頃は
もっと増えている事が予想されますね。

 

対女性比の割合で見ると、
なんだやっぱり少ないじゃんって思いますか?

 

ショッピングセンターにはうじゃうじゃ家族連れがいますが、
その中で確立論的にこの数字から予想すると、
確実に主夫がまぎれています。
そう、もしかしたらあなたの隣にも。

 

 

 

法律も追いついてきてる?

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遺族年金ってご存知ですか?
これは、一家の大黒柱が亡くなった場合、
その残されたご遺族に対して、
国から一定額の年金が支給される仕組みです。
これ、妻と未婚の子どもしか受け取れませんでした。

しかし平成26年より、
子のある夫も年金を受け取る事ができるようになりました。

 

金銭的に妻に養ってもらっている家庭で、
妻に不幸があっても、
国から支給されるようになったのですね。

「主夫」に限っているわけではないかと思いますが
法も時代に合ってますね。

 

 

とは言え男性の「専業」主夫はリスキー

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とは言え専業主夫ってリスキーですね。

 

第一に思い浮かぶのは、
やはり「仕事」と「お金」の問題です。

離婚されたらえらい事でっせ

想像して下さい。
死別なら年金出るからまだしも、
生き別れを告げられた時の事を。

いつこんな状態になるか分かりませんからね↓

「嫁に疲れた…」その時夫が考えるべき4つのこと。

2016-03-26

 

20年何も外で仕事をせず、
45歳の誕生日の日に突然、
「あなた別れましょう」と言われた。
稼ぎ頭の妻は出て行き、
収入が全く無い。

 

やばいな、これは再就職しないと…。
と思ったけど、20年働いていない人には、
ロクな働き口が無い。

 

20年働いてないオッサンが
あなたの職場に来ていきなり
「働かせてくれ」
と言ってきたら、雇いますか?
ちょっと難しいかと思います。
仕事してきた人でさえ、
年齢重ねてると色々気を遣うのに…。

 

女性に比べて男性は、
このように一家の働き手に対する
依存度が高くなるようです。
リスキーー!!

 

まだまだ日本では、働かない男性への視線は冷たい

200万人ぐらい主夫がいるかもしれんと言う
驚愕のアメリカならいざ知らず、
(しかも高学歴の人が多いらしい。すげーー)
日本では、まだまだ主夫に対して理解が薄いのが現状。

 

お金持ちで治安のいいはずの日本が、
幸福度ランキングで下の方に位置してしまう理由は、
「人生の選択における自由度」が低いからでは?
と推測されています。

 

日本は、
個人が自由に人生のあり方を選択することに対して、
厳しい視線を向けるのですね。

 

周りがこうしているから、
自分も同じようにする。
それが日本人の良いところでもあり、
悪いところでもあり、

主夫にとっては、
風当たりが強くなる原因となっているでしょう。

 

隣のお父さんがずっと家にいたら、
・失業したのかな?
・こころの病気かなんか?
・もしかしたら…プータロー?
と余計な事思うのが普通じゃないですか?

 

「彼は主夫になる選択をしたんだよ!」
と想像する優先順位はだいぶ低いですよね。

 

そんな
冷たい世間の目にさらされる事になります。
そして世間の無理解が、
いざ「やっぱり就職せなあかん」となった際の
障害にもなる事は容易に想像できます。

 

 

 

せめて兼業がいいのでは…

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以上の事から、

専業ではなく兼業がいいのでは?
と思います。
その働く度合いはご家庭によるでしょうが、
全く外界とのつながりを断つ事がリスキーだと言う事です。

 

少しでも仕事をしていると、
外界とのつながりが出来ます。

つながりが出来て、
誰かの役に立っていると、
自分が困った時に
誰かが助けてくれる割合が高まります。
(離婚された時に再就職の口を紹介してもらったり)

 

男のたしなみ、
リスク・ヘッジ
ですね。

 

僕の友人は、
デイトレーダーをしながら、
たまに別の友人が経営する病院に
事務のバイトに行っています。

 

なんで、デートレーダーだけでやらないの?
と聞いたら、

 

「子どもを保育園に通わせられなくなる」

と言う答えが返ってきました。
なるほど、
そんなことまで考えないと
いけないのか…。

 

って言うか…。
こいつ良く考えたら、

 

兼業主夫やん。

 

身の回りにいないと思っていたら、
いました。
もろデイトレーダーと事務のバイトを兼ねた、
兼業主夫です。

 

 

彼は家事の合間時間を上手に使って、
外界とのつながりを保っているのですね。
(保育園がどうこうと言う理由ももちろんありますが)

 

家計だって助かりますしね!
メインの稼ぎは奥さんで、
ご主人の稼ぎは全額貯蓄!
なんて言うことだって可能です。

 

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主夫のメリット

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ではデメリットも意外と多い主夫のメリットってなんでしょうか。
以下に掘り下げてみました。

 

子育てがガッツリできる事

「男は外に出て稼がなあかん」
と言う時代は過ぎ去り、
今や多様な価値観の時代です。

専業主婦で子どもと向き合う事を希望する女性がいるように、
男性も子どもと向き合う事を選択する事だって巷では増えています。

 

でも、大丈夫。
主夫ならできますね。

家事だって、言うまでもありません。

 

妻が社会で活躍できる

夫がなんらかしらの向上心や野心を持って社会で戦い、
家は妻が守る。

今までの一般的なイメージはそんな感じでしたが、
今や逆もあり得ます。

 

妻側がバリバリのキャリアウーマンで、
夫はそんなに仕事にこだわりが無い。
妻のキャリアを捨てるのは、あまりにも惜しい。

そんな時は、
主夫と言う選択肢もアリだと思います。

 

家庭の状況に応じて、
稼げる方が稼ぐ。
柔軟な時代になってきました。

 

 

夫婦同士の価値観を、しっかり確認できる

男が働きに出ないのは、
この日本においては、
やはり簡単に選択できることではありません。

 

世間体や将来のリスクを考慮に入れて、
なお大切にしたい価値観が私たち夫婦にはある。

 

その大切な価値観とは何か、
その大切な価値観をどう守っていくのか、
お互いの幸せをどう作っていくのか、

しっかり理解し合っている必要があります。

 

先ほどのデイトレーダーの彼も、
「やっぱり最初は理解してくれなかった」
と言っていました。

「うん、いいよ」
って言ってくれる奥さんは
稀ですよね。(笑)

 

しかし、
その話し合いを乗りこえた時には、
お互いへの理解が深まります。

 

 

 

妻に「養って」と言ってみた。

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…はぁ?ざけんな

はい、終了。(T ^ T)
めっちゃ怖かったです。
ほら、こんなに主夫の割合って増えてるよ!
俺も主夫になっていい?って
試しに(半分冗談で)言ってみただけなのに、
めっちゃ怒りました。

 

男として、人としての責任を放棄したように
捉えられてしまいました。

 

ほら、
こんな生半可な気持ちで提案したらダメなんです!

 

だからこそ、先ほどっも述べたように、
逆に言うと主夫を選択する家庭は、
コミュニケーションがしっかり取れてる、
と言えますね。

 

今まで書いてきたように、
越えるべきデメリットや、
お互いに理解すべき事がたくさんありますから。

 

 

まとめ

社会の風当たりはきついけど、
僕は主夫と言う選択肢はアリだと思います。
実際に、その割合はビックリするほど増えてました。

 

ただし、自分勝手な思いで主夫になるのはもちろんNG。

奥さんや関係する人としっかり話し合って、
理解の上である事が求められます。

 

 

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2 件のコメント

  • 初めまして、咳とストレスの情報を色々探していて、偶然ここへたどり着いたのですが・・・。
    「主夫」の定義について疑問があります。
    私は53歳の男性で、21歳の時に家を出て自炊生活を始め、その7年後ぐらいに結婚したので結婚した頃にはいわゆる主婦業は全てできる状態でしたので、結婚後もできる時は現在も炊事、洗濯、掃除等を普通にしているのですが、私も「主夫」になるのでしょうか?
    私的にはわざわざ「主夫」と言うのも変だと思うのですが・・・
    一緒に生活をしているのですからできる方ができる事をすればいいのではないのでしょうか?
    決して否定をしている訳ではなく、ただ単に不思議に思ったので、コメントしてみました。

    • 松岡さん、ありがとうございます。
      一般に「主婦」と言うと、家庭の切り盛り(特に家事に関して)を中心となって行う人のことを指すのだと思われます。
      お仕事を兼任している場合だと「兼業主婦」に、家庭の切り盛りのみをしていると「専業主婦」と言われていますよね。
      その定義に従えば、松岡さんは、お仕事をされているのであれば「兼業主夫」ですし、そうでなければ「専業主夫」と、言葉の定義上はそうなるでしょう。
      ただ、これはあくまで言葉の定義であって、コミュニケーション上、そのような言葉が必要でないのであれば、わざわざ用いる必要もないかと思います。
      この世に存在する言語には、それを必要とする人がいるから存在しているのであって、松岡さんのような人生観や家庭観を持たれている人にとっては必要のない言葉かもしれません。
      これはあくまで想像ですが、「主婦」という言葉が存在するのも、外で働き出ている夫に対し、家庭を切り盛りするその配偶者を端的に表す言葉が必要だったからではないでしょうか。
      また「主夫」もそれに対して、仕事には出ず家庭を切り盛りする男性を表す言葉が必要だったから「主夫」という言葉が「主婦」をもじって現れたのかもしれません。

      それにしても、
      できることをできる方がする、というのは、単純な「男は仕事、女は家事」という分業体制よりも、
      複雑で高度なコミュニケーションと、家庭という組織マネジメントが必要なので(あえて堅苦しい言葉使ってます)、
      それを難なくできちゃう家庭やご夫婦ってすごいなーと先輩夫婦たちを見ていていつも関心します。

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