鼻毛と言えばおっさんの代名詞。産まれたばかりのウブで汚れのない赤ちゃんに、
鼻毛が生えるなんてまさか……って生えてる!?うそだー!?
鼻毛は人生の酸いも甘いも知ってから
生えるものではなかったのでしょうか?
ウチの子だけ特別なのでしょうか?
そんな心配をしている人がいるかもしれませんので、
赤ちゃんの鼻毛についてまとめました。
大丈夫、鼻毛はこわいものではありません。
お好きなところからどうぞ
ウチは1歳ぐらいで突然気づきました


「なんだろう、これゴミかなぁ…」
妻がしきりに不思議がっていました。

「なんだろう、これゴミかなぁ…」
妻が翌日もしきりに不思議がっていました。
鼻の穴に指を突っ込もうと試みますが、
そこは赤ちゃんの鼻。
小さすぎて大人の指なんて入るわけありません。

「一体、俺の嫁は何をしているんだろう…」
ちょっとゴミがついているぐらいで、えらい気にしてんな…。
当時の僕はそれぐらいの認識しか無く、
気にも止めていませんでした。
でね、妻は下からペンライトで照らして、
赤ちゃんの鼻の穴をよーーーく覗き出しました。
そして……
「あれ?これ鼻毛じゃない?」
「はぁ?」
「ねぇって、これ鼻毛じゃない?」
「そんなわけないやん」
「いや、これ絶対鼻毛やって」
「うるさいなー。今ナルトがサスケと別れたとこなの!」
↑NARUTO読んでる僕
「ちょっと、あんたこれ見てみろって!」
↑いい加減、妻キレる
「もーわかったわかった。」
「ってほんまや……。
なんか、なんとも言えん感じやな…
なんやろ…なんか俺、切ない…」
だって、
赤ちゃんに鼻毛生えてるなんて、夢にも思わないでしょう?
鼻毛生えてるのは、満員電車で隣になった疲れたおっちゃんか、前の晩にオールして疲れて油断している女子かどっちかです。
つまり、鼻毛は汚れ(けがれ)の象徴なのです!
それが、まさか!我が子の毛穴ひとつ無い鼻に!
うっすら産毛のような鼻毛が少々…。
それに加えて、さすがに大人みたいなぶっといやつでは無いですが、
それでもいかにも鼻毛と分かる太さのやつがいました。
鼻毛は汚れの象徴ではなかった。むしろ汚れから私たちを守ってくれた。

デートの時に鼻毛が出ていたら…。
大事な商談の時に鼻毛が出ていたら…。
そして大事な赤ちゃんに鼻毛が出ていたら…。
さぞ、「うわっ!」ってなることでしょう。
こんな鼻毛、最初から生えなかったらいいのに!
なんて汚らしい!!
いいえ、違います。
あなたは鼻毛を誤解している。
鼻毛は私達を汚れ(けがれ)から守ってくれるのです。
鼻は私たちが酸素を取り入れる
大事な器官。
「鼻呼吸」に代表されるように、体のバランスをも司る役割もあります。
毎日どれだけの空気が、私たちの鼻を通るでしょうか。
その空気の中に、もしウィルスがいたら?
もし細菌がいたら?もしダニの子供のような、
ごくごく小さな生き物がいたら?
体内に入っていってしまいますよね。
そんな侵入者たちを、
鼻毛は見事にキャッチしてくれるのです。
だからむしろ産まれたてホヤホヤな赤ちゃんは、
鼻毛も生えていないため、
ダニやホコリがダイレクトに粘膜を刺激!!
赤ちゃんってよくクシャミしてますよね。
それも原因の一つなのです。
だから、
生え出した鼻毛は、
ママからもらった免疫が切れ出す(6ヶ月ぐらいがリミットって言われてますよね)、
赤ちゃんの救世主かもしれません。
鼻毛はいつから生え出すの?みなさん心配してるようですね

赤ちゃんの鼻毛について気になる人がたくさんいるようです。
ピジョンのサイトが取ったアンケートでは、
2〜4ヶ月で生えてくる人が最も多かった模様。
(http://pigeon.info/mamaenq/answer-3358.html)
こちらのサイト(http://sooda.jp/qa/45696)のお悩み相談では、
3歳のお子さんのふさふさの鼻毛に悩んでいるという、
なんとも苦しい思いが伝わってくるものでした。
大人でも、
脇毛が薄い人、スネ毛が薄い人、眉が薄い人っていますよね?
そして鼻毛が生えにくい人も。
反対に、
脇毛ボーボーの人、スネ毛ボーボの人、眉毛ボーボーの人、
そして鼻毛が何本か鼻からこんにちはしている人、
そんな人だっています。
個人差があるのですね。
だから、子どもに鼻毛が生えたからって心配することもないし、逆に鼻毛が生えてないからって心配しすぎることもないかとは思います。
鼻毛生えてないお子さんは、もしかしたらゴミやホコリが入りやすいので、風邪をひきやすいかもしれませんが…。
赤ちゃんの鼻毛を切ってみよう!

他の鼻毛は自然に生えているくせに(産毛程度に)、なんのきっかけがあったのか、1本だけ妙に長いやつがいました。
こりゃ可哀想やな、って事でなんとかして処理する事に。
で、取り出したのが、
育児している人ならみなさんご存知、赤ちゃんの爪を切る安全なハサミです。
(これなんて名前なのかな…)
なんせめっちゃ鼻の穴小さいので、超こわい…。
間違ってどこかを傷つけないだろうか…。

…。
……。
………。
結果、無理でした。
鼻の穴ちっさ過ぎ。
怖くて切れない。
落胆した妻は、昔話を始めました。
「わたし、昔小学生の頃鼻毛生えてたの…」
「ふーん」
「ほら、小学生って鼻毛気にする習慣なんてないやん?」
「そりゃ、まあ…」
「で、ある日教えてくれたの。出てるよーって」
「そりゃ恥ずかしいね。誰が教えてくれたの?」
「好きな男の子が…」
「……」
まとめ
初めての子どもだと、
ちょっとした事も分からなくて不安になりますよね。
うちも我が子の鼻毛を見た時は、
目を疑ったし、
ウチの子だけ特別なんじゃないだろうか?と不安になりました。
しかし、
・鼻毛は人間にとって必要
・赤ちゃんもしばらくしたら生え出す
・個人差がある
と言うことなので安心しました。
友人などにも聞いてみましたが、
僕の友人たちの子どもは比較的生えている場合が多かったみたいで、余計ホッとしましたね。
あと余談ですが、結局この鼻毛はもうちょっと伸びてから、先っぽの細いピンセットで抜きました。
しかしあんまり鼻毛は抜かない方が良いらいしいので、
うみがたまったり鼻全体が腫れるようなことにもなりかねません。
※gooヘルスケア
この時以来は抜いていません。
鼻毛ボーボー赤ちゃんの誕生か!?ってなると嫌なのでやっぱり安全なハサミで切る挑戦が続くのでした。
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