職場にどうしても嫌いな人がいても「無視」はNG!苦手な人に対処するには?

      2017/10/21

職場に大っ嫌いな人がいる。
人間的にどうかと思うし、仕事もちゃんとしていない。
それにいちいち言葉尻がなんとなく勘に触る。
仕事にも支障があり、その人のせいで仕事を辞めて転職したいぐらい嫌いだ。
できることなら、一切関わらずに会社員生活を過ごしていきたい…。

 

 

 

「そうだ、無視しよう。」

無視すれば、相手にこちらの「苦手ですよ」のメッセージが伝わるはず。
無視すれば、「あなたが間違っているのよ」と暗に態度で伝えられるはず。
それに、徹底的に無視すれば、相手もこちらに寄ってこなくなるはず。

 

 

誰もが嫌いな人への対処法として、
一番最初に簡単な方法として無視を思いつきますが、
しかしそれは、一番最悪の方法かもしれません。

 

 

そんなことしてたら、
余計めんどくさいことになりかねません。
結果的に嫌いで苦手な人とぴったりと寄り添うようになってしまいます。
それが「無視」なのです。

 

 

今日は無視がダメな理由を詳しく語ると共に、
「じゃあ嫌いな人とはどうやっていけばいいの?」についても語りたいと思います。

 

 

 

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無視をオススメしない理由

無視は、むしろ積極的なコミュニケーション

超嫌いだから、相手と距離を置きたい。
だから無視することで、積極的なコミュニケーションを避けるようにしよう!

 

 

…と考えているのなら、それは間違い。
なぜなら、
無視することこそ、積極的なコミュニケーションだからです。

 

 

一度無視してみると分かるのですが、
相手を無視するためには、相手の一挙手一投足にいちいち気をつけていなければなりません。
めちゃめちゃ相手に意識が行きます。相手を見張るかのようです。

 

「相手が今何か喋った」
「相手がこちらに視線を送ってきた」

 

 

そんな相手の行動に敏感に反応して、その相手の行動に対してわざわざ体力と気力を使って無視するのです。

 

 

 

 

 

無視は、相手への攻撃

無視は、相手への積極的な攻撃でもあります。
嫌いな人なら当たり障りなくサラっとしていればいいのです。

 

「お疲れ様です」と言われたら、
「お疲れ様です」と返せばいいだけです。

 

他の大多数の人にするのと同じように、ただ挨拶をすればいいだけです。
社会人生活もそれなりに長ければ、身体が挨拶を覚えているのでカロリーも使いません。

 

 

なのに、
わざわざ無視する時は、冷たい表情を演出し、「こんな自分ってちょっと嫌なやつだよね」という心の声に蓋をしながら、挨拶をした相手の視線を強引に振り払うかのように、わざわざ相手の挨拶に応えない態度を取ります。

 

なぜここまでしたいのか。
それは、無視とは相手に何かを伝えるための「攻撃」だからです。
相手にわざわざ「攻撃」をしたいから「無視」という手段を選んでいるのです。

 

 

 

 

無視は復讐。だからまた復讐される

ではこの「攻撃」とは何か。
もう少し具体的にいうと「復讐」です。

 

 

かつて相手に何か嫌なことをされた。
だからこそ、あなたはその同僚や上司の事を嫌いになったのでしょう。

 

 

・セクハラまがいの事を言われた

・会話の距離がいちいち近い

・臭い

・バカにされた

・頼んだ仕事をちゃんとやってくれない

・態度が悪い

 

こんな感じで、
自分からすれば相手に非があると思うから、無視をしたくなるのです。

 

 

 

もちろん、ただ単にできるだけ喋りたくないから無視をする、という人もいます。
しかし、その内心には…

 

「お前のせいで嫌な思いをした。
お前、間違っているんだから気づけ」

 

こんな復讐攻撃のような意図が隠れています。
復讐することによって、相手へのうさを晴らしたいし、相手の態度を改めさせたいのです。

 

 

 

しかし…復讐は復讐を呼びます。

嫌なことをされた人は、大抵嫌な気分になります。
嫌な気分になった人は、同じように相手に「俺、嫌な気分になった」ことを伝えようとします。

それは、逆に相手からの無視かもしれません。
相手があなたのやってることを誰かに愚痴ることで、あなたの価値を下げようとすることかもしれません。

 

 

「倍返し」で胸がすっきりするのは、
ドラマの中だけなのです。

 

 

 

 

無視は、めっちゃ疲れる

以上の事から、
無視なんかしても、めっちゃ疲れるだけです。
思っている以上に、期待する効果が得られません。

 

 

無視をする人は、表面上は相手から嫌な思いをさせられたから、相手との距離をとるために無視をします。
しかし、むしろ相手と積極的に関わることになり、相手からのさらなる復讐を招き、身体は緊張感で結構疲れてしまいます。
そしてもしかしたら相手はあなたの無視によって落ち込んでいて、あなたは多少は気は晴れたかもしれませんが、周りの人は超白い目であなたのことを見ているかもしれません。

 

相手が嫌な奴、というのはあなたもしくはお互いの誤解で、相手はめっちゃイイ奴かもしれません。
わざわざ職場でヘトヘトに疲れる方法を選ばなくてもいいはずです。

 

 

 

 

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職場の嫌いな人への対処法

では職場の嫌いな人への対処法はどうすればいいのでしょうか?
一回嫌いになってしまったものは仕方がありません。
すぐにその嫌なイメージは晴れるものではありません。

ここではそんな自分の気持ちもふまえつつ、職場の嫌な人と付き合う方法をお伝えします。

 

 

初級編:普通にしてる

これは要するに、「無関心でいる」ということです。
社内に「本当にどうでもいい人」っていませんか?

 

例えば、
違う課で一回も喋ったことのない木村さん(仮)。
なんとなくいるのは知ってるけど、どんな仕事してるのかすらよく知らない。
そんな木村さんとは、社内ですれ違うと挨拶ぐらいしますよね。
給湯室で出会うと「今日暑いですね」「そうですね」ぐらいは話しますよね。
でも、そんなに木村さんのことを知りたいわけではないので、話はそこで終わって、なんとなく居心地が悪くなって足早に給湯室を出ていきますよね。

 

そんな感じです。
ぶっちゃけどうでもいい。

 

ただ、この話をすると、
「もーあいつの事、どうでもいいし」
とわざわざ他人にお知らせする人がいます。
無関心アピールです。

 

それ、気にしすぎってのが逆に周りにバレバレです。
わざわざ人に言わないことです。

 

 

 

 

初級編:むしろ建前的には優しく接する

むしろ建前的にめちゃくちゃ親切にするという方法もあります。
腹黒くていいですね(笑)。

 

 

本当は嫌いなので、自分からはイライラオーラが出てます。
目が笑っていません。
でもやっている事は、とても親切です。
お茶を注いであげたり、コピーを代わりにとってあげたり、相手を人前でほめたり、些細なことですがどれも親切な行動です。

 

これは、不気味です。
ある種の嫌味攻撃ですが、親切なことをされている方は怒るわけにもいきません。
そして「絶対この人、俺のこと嫌いだ」と気づいて、向こうから近寄ってこなくなるかもしれません。

 

 

この方法は、事を荒立てることなく、相手との距離を取る大人な方法と言えるかもしれません。
ただし、相手が鈍感な人だと、こちらの巧みな嫌味に気づかないので注意が必要です。

 

「マジで!?ありがとー♪♪」
とか言われます。

嫌味で親切にすればするほど気づかないものだから、余計イライラしてきます。

 

 

そして相手が「頭の良い嫌なやつ」なら、そんなあなたの嫌味な親切さを感じ取って、
「マジで!?ありがとー♪♪」
と嫌味に気づかない鈍感な人のフリして言われます。
こうなってしまうと見えない戦いがずっと続くことにになるので気をつけたいところです。

 

 

 

 

 

中級編:ちょっと距離を置く

無視をすることと似ているようで、全く違うこと。
ちょっと距離を置くということ。
これは「そもそもの接点を無くす」ということです。

 

同僚なら嫌いなあの人が何時ぐらいに給湯室に行って、今こんな案件を抱えていて、ということが大体把握できるはずです。
そこに近づかない。

その人が給湯室に行きそうな時間は自分は給湯室に行かない。
その人が関わっていない仕事を中心に仕事をする。

 

どうしても関わらないといけない時は、普通にしている。
相手が嫌な態度をとっても普通にしている。

 

ちょっと距離を置いてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

中級編:仕事に集中する

相手の事を体力使ってわざわざ無視をするような人は、ヒマなのです。
アポで予定がびっしり詰まっていて、ひっきり無しに自分宛ての電話がかかってきて、返信しなければいけないメールが50通もあるような人は、誰かの嫌な点にかまっているヒマがありません。

 

 

「え?そんな事言われたっけ??」
と相手にされた嫌なことなんかいちいち覚えていないのです。

 

なので気になる誰かがいるのなら、
その人の存在を忘れるぐらい、仕事を忙しくするのです。

 

すると…
周りから「最近頑張ってるね!」と高評価されるし、いつの間にか嫌な人の事の存在すら忘れられるようになるかもしれません。
いいことだらけですね。

 

 

 

 

上級編:その人とむしろ仲良くする

先ほどの「建前だけ親切にする」の項目と似ていますが、少し異なります。
「本気で親切にする」「本気で仲良くする」ということです。

 

 

世の中には完全な悪人はなかなかいません。
みんな良いところも悪いところもある不完全な人間です。

 

そして、みんな何かを信じています。
仕事とはこうするべきだ。
上司とはこうあるべきだ。
お客様にはこう接するべきだ。

 

その信じていることを、周りも同じように信じて欲しい。
みんなそう思っているから、相性が悪い人同士は嫌い合います。
「なんであいつは分からんのや」って。

 

 

人間はモメて当たり前だし、
常にコミュニケーションの問題はどこかにあります。

 

 

 

だから、あえて本気で相手に近づいてみる。

 

 

「いったい相手はどんな考え方を信じてるんだろう?」

「相手の良いところは何だろう?」

 

 

 

 

そもそも相手が悪いと思っているので、これは非常に難しいことだと思います。
自分が一歩上へ成長しないとできないことです。

でも、ここまでできるような自分になると、
そもそも人間関係のストレス自体が無くなりそうです。

 

上級編のテクニックですが、自分自身のためにトライする価値のあることですね。

 

 

 

 

 

 

番外編:部署替えを依頼する、転職をする

あまりにも相手が嫌いで、それが仕事のモチベーションにもすごく影響し、仕事が手につかないほどであるなら…。
それはもしかしたら結構深刻な問題かもしれません。

 

 

僕は昔、先輩社員に嫌がらせを受け(多分僕が生意気だったせいでしょう。反省)、他店へ異動になったことがあります。
社内に不穏な空気が流れ、それが業績にも影響するぐらいなら、異動させちゃった方が上としても手取り早い場合があります。
もちろんそんな事態にならないのに越したことはないので、転属を願い出るのは慎重がいいかと思います。

 

 

 

さらに…
もっと深刻で会社に行くのも苦く、

嫌いな人から嫌がらせを受けているとか、
事態がより深刻であるなら…
つらくてつらくてたまらないなら…
転職なども選択肢の一つとしてあり得るでしょう。

 

 

ただし転職の面接の際、
「職場の人間関係が良くなかった」なんて理由を、超素直な言葉で前職を辞めた理由として挙げてしまうと…

 

 

「それは君にも問題があるんじゃないかな?」
と面接官に思われかねません。
どこにだってクセのある人も、物分かりの悪い上司も、ウマの合わない同僚もいるからです。

 

 

だからと言って、人間関係が嫌で辞めたのも事実なので、どのような言い方を面接でするのかが重要になります。
だから転職の際は、相談できる人がいるといいですね。

 

 

 

まとめ

「無視」は超疲れます。
「無視」では物事は解決しません。

 

僕はよく「無視」を使って、嫁さんと喧嘩してた時期がありますが、
めっちゃ不毛でした。何も生まない。

 

「ちょっと距離を置く」、というのと「無視」とでは意味が違うんですね。
無視は距離を置くどころか、距離が縮まります。
側から見てたら「どんだけ好きやねん!」と言いたくなります。

 

自分自身のために、
下手な無視はやめておきましょう。

 

 

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