誰かにとっての「いい子」であるあなた。
このタイトルが気になったと言う事は、
そろそろそんな生き方が苦しくて、
やめる方法を探しているのではないでしょうか?
親に対してはもちろん、
周りの人にもいい子を演じていないでしょうか?
・自分は本当はこんなキャラじゃない!
・本当はいい子なわけじゃない!
・もっと自分らしく生きたい!
今日はそんな人のために書きました。
僕は3人兄弟の長男に生まれ育ちました。
僕は典型的ないい子でした。お兄ちゃんでしたから。
大人になり、いい子ちゃんの反動がガツンと来ました。
全然いい子じゃなくなっちゃいました。
正直、いい子をやめて良かったと思っています。
いい子は時間をかけてやめる事ができました。
そんないい子をやめる方法は、
テクニックより『気づくこと』。
「ああ〜!なるほど!いい子ちゃんでいたらダメなんだ!」
と言う気づきが、
なによりいい子をやめる手助けとなります。
そんな気づきについて、
今回は具体的に書きました。
お好きなところからどうぞ
気づき1:いい子とは、どうでもいい子と知る
あなたに「いい子でいて欲しいと願う人」は、
親?それとも職場の上司ですか?
誰かに「いい子でいてもらいたい」時って、
その人に自分の都合よく振舞って欲しい時。
あなたの気持ちなんて、
実は特に気にしていないんです。
大事なのは、
あなたの振る舞いが、
自分にとって都合が良いか。
(悪意があってそうする事ばかりではないとは思いますが)
・めんどくさく無いか
・手間じゃないか
・自分の常識から外れて無いか
・仕事の邪魔じゃ無いか
・考え事の邪魔じゃないか
・自分のノリに付き合ってくれるか
これって、いい子じゃなくてどうでもいい子ですよね。
あなたの感情が入る余地がありません。
本当に大切な人には、そんな風には扱いません。
あなたは今どんな気持ちか、どんな事に悩んでいるか。
幸せか幸せじゃないか。
もしあなたが大事なら、
あなたの内面を知ろうとするはずです。
あなたの希望を叶えようとするはずです。
一見相手が悪い嫌な奴に思えるかもしれません。
しかし、
あなたがそう振舞っているから、
相手もそうなるとも言えます。
気づき2:断っても、大丈夫と知る
いい子は断る事に億劫になって、
断るのが下手です。
あなたを都合いい子として扱う人の、
無言のプレッシャーにすぐ屈してしまいます。
断るにしても、
一生懸命言い訳を考えます。
「これだけの言い訳なら怒らないかな」
そんな事を考えてビクビクしています。
そして言い訳を言った後に、
「ほんとうにごめんなさい」
と過剰に謝ります。
いい子をやめた人は、
「今日は帰ります」
「今日は眠いからやめておきます」
「今日はなんとなく気乗りしないからやめます」
そんな自己中な理由で断ります。
そして、
「でも誘ってくれて嬉しかったよ」
とお礼はちゃんと言います。
相手が、
あなたの事を都合のいい子として見ていなかったら、
「そっか、また誘うね」
それで終わりです。
もちろん怒る人はいます。
でも誘いは断って大丈夫なのです。
相手を見てですが、
徐々に試していきましょう。
【以下の書籍は、そんないい子をやめる方法などが書かれた本です。カウンセラーの心屋さん、いっときテレビによく出てましたね】
気づき3:いい子をやめても、大丈夫と知る
「いい子をやめると、嫌われる。大変なことになる」
段々いい子をやめる事に慣れたとしても、
いい子をやめる上での一番の壁は、
心の底のこんな思いではないでしょうか。
もちろん、
いい子をやめるかどうか決めるのはあなた。
人生がどうなるかは保証はできません。
しかし、
少なくとも普通に考えたら、
大変なことにはならないです。
もし仮にそうなりそうになったら、
全力で逃げればいい。
闘う必要なんてありません。
今まであなたを都合よく使っていた人には、
嫌われるかもしれません。
嫌な目にだって逢うかもしれません。
僕は大変なことになりそうになった時、
その人から全力で逃げました。
嫌がらせしてきましたから。
超ダッシュで逃げて、
一切関わらないようにしました。
だって、どうせ自分の事どうでもいいと思ってる人だもん。
逆に、本当のあなたらしさを好きになってくれる人が現れます。
あなたの本音に対して、
人間味を感じてくれる人が現れます。
これ、本当に不思議なのですが、
ビクビクしながらでも本音を言い出したとたんに、
良い友達ができるようになります。
だっておかしくないですか?
いい子であるあなたが苦しくて、
自由に振舞っているあの人が楽チンで生きてるなんて。
素直に生きている人に、世の中は優しいのです。
そして、自由に自分らしく生きた方が楽じゃないですか?
偽りの自分を好きになられてもしんどいだけ。
本当の自分を好きになってくれる人を見つけましょう!
気づき4:いい子をやめると、喜ぶ人が増えると知る
「ええ〜!まっそくんってこんな人だったんだ〜」
と昔、めっちゃ可愛い女子に言われました。
彼女曰く、
僕はきちんとしてるし感じも良いし多分誰にも嫌われないだろうけど、
本音が分からないから、
なんとなく話しをしてても楽しくなかったそうなんです。
しかし、僕がいい子をやめて、
おそるおそる自分を出していったら、
そんな風に言われました。
さらに、
「めっちゃおもしろい人やん〜♪」と言われたので、
自分が肯定されたと感じてすごく安心した記憶があります。
(ちなみに、イケる気がする!と思って告ったのですが、
フラれました!残念!)
人間対人間であるコミュニケーションは、
目に見えない「心」を感じた時、
本当の意味で成り立ちます。
こんなに苦しい思いしていい子でいるのに、
悲しいことなのですが、
むしろ今まであなたの「いい子っぷり」に、
空気感の固さを感じて、
不愉快だった人もいるかもしれません。
今までいい子だったあなたは、
「こうしなきゃいけない!」と、
頭デッカチになって心が閉じていたのかもしれません。
それが固い空気感となって人の心に届いていたのですね。
だから逆に言うと、
あなたが心を開けば
喜ぶ人がたくさん現れるのです!
気づき5:わずらわしいものを捨てても良いと知る
誰かが言った「こうすべき」。
それを必死で守ってきた、いい子なあなた。
それ、そろそろ捨てませんか?
本当はそんなことしたくないはずです。
昨日書いたブログに、
捨てるべきものや捨てる方法を具体的に書いた本を紹介しています。
良ければご参考ください。
「わたしには、これいらない〜」って、
どんどん捨てるんです。
「こうした方がいいよ」とか
「目上の人の言葉は素直に受け入れなさい」とか、
今まで誰かに言われて守ってきた事を、
恐る恐るでもいいからどんどん捨てるんです。
もし怖かったら、
このブログの項目2と3を何回も読んでみてください。
気づき6:いい子ぶらなくても、あなたは愛されていると知る
僕は、愛されていました。
いい子でいないと愛されないと思っていました。
期待に沿えないと、
きっと嫌われると思い込んでいました。
でも違いました。
僕が人生を生きてきた中での、
大きな気づきの一つがこれです。
昔、勇気を出して親に聞いてみました。
そしたら出てきた一言が、
「あんたは、なんや知らんけど、親に媚びるとこあったからな〜」
って。
これには驚きました。
僕はてっきり、
親が「いい子である息子」を求めていると信じていたからです。
でも違いました。
親はどっちかと言うと、
僕に自分らしく生きて欲しいと願っているのに、
(なんせ親父はアドラー心理学者ですから)
僕はいい子にいい子に振舞おうとしてくるから
困ったそうなんです。
なんて言う誤解!!記憶の改ざんって怖い!!
僕は、いい子に振舞わなくても愛されていました。
今から振り返ると、
「愛されていない!」と言う思い込みが、
様々な問題を作っていました。
「いやいや!それはあなただからだよ!!
ウチの親、少し変なぐらい厳しいんだもん!」
そんな風に思ったあなた。
本当にそうですか?
恐る恐る、傷つかない範囲でもいいから、
試したり調べたりしてみました??
1ミクロも見つからなかったですか?
あなたにも、こんな思い込みは無いでしょうか?
いい子をやめてみると、
こんな気づきの機会に恵まれる事も少なくありません。
まとめ
いい子をやめるには、
勇気と人への信頼が必要。
今まで述べた事は、
簡単に信じられなかったり、
すぐには出来なかったりすると思います。
心のトレーニングだと思って、
自分の出来る範囲で少しずつ取り組みたいものです。
いい子をやめることへの恐怖心は、
少しずつ少しずつ薄れていきます。
あなたが自分らしく生きられますように!
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