【感想】脳からストレスを消す技術。本の内容を3年かけて実践した。

少し前にベストセラーになった、
有田秀穂さん著の「脳からストレスを消す技術」。

僕は営業職で、
かつては性格的に、
ストレスが溜まりやすい特徴をしていたので、
もちろん買って読みました。

 

結論から言うと、
この本めっちゃいい本です。

 

おれ、強くなりました。

 

しかし、
ストレスに強くなったわけではありません。

 

どんなに頑張っても、人はストレスに打ち勝つことはできない。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

このように本著では述べられています。

 

ええ〜!?ストレスには勝つことできないの??
じゃあどうやって、ストレスに強い男になったの??

 

と言った感じですが、
その答えは、この本で詳しく書かれています。
ストレスは勝つものでは無く、
受け流すもの。寄り添うもの。
うまく付き合うもの。

 

んん?余計意味分かんなくなってきた…。

 

そこで今日は、
ベストセラー「脳からストレスを消す技術」
を買ってから、その本の内容を実践した僕の経験をもとに、
この本の内容を少しだけご紹介したいと思います。
※ネタバレを含みます。気をつけてお進みください。

 

 

 

 

まずは自分を知る。人間ならではの3つのストレス

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ストレスを受け流せる男になろうにも、
まずは自分自身のことをよく知っていないといけません。

 

この本には、
人が受けるストレスには、
どんな種類があるのか、
について述べられています。

 

まず第一に単純な身体が受けるストレス。
これは当たり前ですね。

 

 

そしてこの本を読んでいて、
なるほど!と僕が思った、

 

いかにも人間ならではのストレスはこちら。

①快が得られなくなるこによって生じるストレス
②自分が相手のためにと思ってしていることが、
正当に評価されないことによって生じるストレス
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

①は、例えば仕事がうまくいかないとか、
一生懸命おしゃれしたのに「その服変だよ」って言われたとか、
これをすれば快が得られただろうになー、
と思っていたのに得られなかった時に生じるストレスです。

 

②は、書いてあるこのまんまですね。
この間妻にケーキを買ってきたのですが、
「食欲無いし」と言われてショボーンとしてしまいました。

 

人間のこの精神的ストレスは、
大きく分けるとこの2つなのだとか。

 

確かに得たいものが得られない苦しみは、
仕事でも恋でも名声でも自己実現でもなんでも、
みんなが持っている苦しみなのではないでしょうか?

 

そして、
相手と分かり合えない時の苦しみは、
つい強がったりして平気な顔しちゃうけど、
実は結構つらいものです。

 

 

 

まずは自分を知る②。脳はこんな働きをしている

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前頭前野の働きによって、ストレスを感じたり、
逆に解消したりすることができるのです。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

人間らしいストレスを感じたり、
逆に調整したりしてくれるのは、
人間が持つ前頭前野の働きによるもの。

 

その前頭前野には3つの働きがると、
この本では述べられています。

 

実は前頭前野には三つの大切な働きがあります。
一つは先ほどからお話ししている「共感」、
そして残りの二つは「仕事」と「学習」です。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

「学習脳」はドーパミン神経。
「仕事脳」はノルアドレナリン神経。
「共感脳」はセロトニン神経。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

ちょっとだけ、
僕の言葉でわかりやすく説明します。

 

 

 

「学習脳」って何かと言うと、
何かを得ようとして、
色々努力したり頑張ったりすることです。
営業成績トップになりたい!
と言った以前の僕みたいな場合は、
学習脳フル回転でドーパミンと言う神経伝達物質が
ドバドバ出ています。
しかし反面努力したのに、何も得られないと、
超ストレスになります。

 

 

「仕事脳」はピンチを避けるために働く脳です。
やばい!今月成績悪い!って時は、
少し緊張が高まってパフォーマンスが上がったりしますよね。
この時には怒った時にも分泌される、
ノルアドレナリンがドバドバ出ているそうです。
しかし緊張しすぎると、
かえって脳がフリーズしてしまいパフォーマンスは激減です。

 

 

「共感脳」は全体的に脳を統制してくる役割があります。
感情を読み取ったり、社会生活を送るにも必要な機能です。
セロトニンと言う物質が分泌されます。
セロトニンは学習脳や仕事脳が活発になりすぎた時に、
セイセイセイ、と落ち着かせてくれるのですね。
つまりセロトニンがちゃんと出てたら、
落ち着いた心で幸せな毎日を送れると言うこと。
これは、過剰に分泌されることは日常生活ではまずなく、
問題となるのは、分泌が少ない時なのです。

何かが起こった時に、
分泌量が上下することはあまりなく、
常に一定の分泌量があるのがセロトニンの特徴なのです。

 

 

 

これらのことが事細かに書かれていて、
「へ〜なるほど〜」とかなり目からウロコでした。
問題に対処するには、
まずは原因を知るところから。
ぜひ、
人間ならではの脳の成り立ちを理解して、
ストレスフリーな生活に役立ててみて下さい。

 

 

 

 

まず3ヶ月これをやれば、ストレスを受け流せるようになる!

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脳の仕組みを大方理解したところで、

この本の後半では、
いかにこのセロトニンの分泌量を正常なものにして、
ストレスを受け流すことのできる自分を作るか
について述べられています。

 

3ヶ月を超えて頑張ることを、
この本では推奨しています。

 

約三ヶ月間、セロトニンを増やすための
「セロトニントレーニング」を続けると、
セロトニン神経の構造が変化し始めます。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

 

三ヶ月て長っ・・・!
( ;´Д`)

 

って思うでしょう?
ふふふ…

 

 

うん、めっちゃ長いっす。
心折れるかと思った。

 

 

でも、
この本で勧められている内容は、
どれも簡単なこと。

 

むしろ

むしろセロトニン神経を鍛えるためのトレーニングでは、
無理は禁物です。疲労してしまうとかえって効果が低くなってしまうからです。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

って書いてあります。

 

無理せず適当にやれ

 

と僕は勝手に拡大解釈しました。

 

ではどんなことをすればいいのでしょうか?
どうすればセロトニンがドバドバ出て、
僕たちは幸せになれるのでしょうか?
少しだけご紹介します。

 

 

 

太陽の光は心の栄養

なめてました、太陽の光の恩恵を。
「冬季うつ病」ってご存知でしょうか?
北欧など日照時間が少ない地域や季節に起こる、
うつ病です。

 

太陽の光を浴びないと、セロトニンが出ないんですね。
だから最悪うつ病になったりもします。

太陽の光がセロトニンの分泌に関連しているのです。

おもしろいのが、
このようにセロトニン神経を興奮させる光信号は、
「太陽の光」でなければダメだということです。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

と言うわけで、
僕は朝起きたら必ずカーテンを開けます。

小さなことですが、
できるだけ太陽の光を浴びるようにしています。
(浴びすぎもダメみたいなので、詳しくは本の中で)

 

 

 

リズム運動が効く!?

これは、呼吸法やウォーキングなど、
一定のリズムがある運動を意識して行うことを指します。

 

リズム運動は、
最低五分行えば、脳の中でセロトニン神経が活性化し、
セロトニン放出量が増えることが分かっています。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

リズム運動を行う時間は長くても三十分程度で充分です。
長くやったからといって、それだけ多くセロトニンが出るわけではありません。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

 

って5分だけでいいんかーーい。
( ̄Д ̄)ノ

 

 

 

このたった5分の間だけ、
呼吸法や座禅、ウォーキング・ジョギング、
ご飯をゆっくり噛むこと、ガムを噛むなど、
自分にあった方法を選んですることを
お勧めしてくれています。

 

そんなに難しいことじゃない。
むしろめっちゃ簡単や。

 

ジョギングを2時間せなあかんとか言われたら、
どうしようかと思ってました。

 

 

できる、これならできるぞ。

 

 

 

で、試しに三ヶ月やってみた→三年続いた

ぶっちゃけ、
やり始めてしばらくは、
逆になんだかイライラしました。

 

いや、
イライライライライライライライラしてました。

 

良いことしてるはずなのに、
なぜ?と思ってもう一度読み返してみると、
大事なところを読み飛ばしていたようです。

 

トレーニングを始めた当初は、
必ず少し調子が悪くなります。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

って書いてるやないですか。
どうりで…。

 

 

しかし、しぶとく続けました。
座禅をしようと、
小池龍之介さんやスマナサーラさんの本とか
座禅について詳しく書いてある本を
買ったりしました。

 

三ヶ月が過ぎる頃には、
無理して何かをしていると言う意識が薄れていきました。

 

そして3年経った今では、
すっかり習慣化されています。

 

急激に変わるわけでは無いのですが、
いつの間にか、
なんか俺安定感あるかも…
そんな風になりました。

 

 

これは、
習慣ですね。
コツコツ毎日、
ハミガキするみたいに当たり前なるぐらい、
少しずつできるようになることが大事です。

 

 

僕はこの本を読んでから3年が経ちました。
これ以来、
太陽の光を浴びるようになったし、
おっちゃんみたいに散歩をするようになりました。
そして、座禅を寝る前によく組みます。
生活の内容が少し以前と変わっています。

 

 

すると、
いつの間にか強い自分になっていました。

 

時間をかければ、
人間って変わっていくのですね。

 

ちょっとの間の辛抱。
みなさんもこの本を読んで頑張ってはいかがでしょうか。

 

しかし、
もし短時間で劇的ストレスを解消したいなら、
次の章をお読みください。

 

 

 

 

涙を流すことは、最大のストレス解消法?

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人間は人間であるが故に、
大きなストレスを抱えることになりました。

 

しかーし、
ストレスを抱えるだけだと種が滅びてしまうので、
そのストレスをなんとかする機能も人間にはついていたのです。

 

脳の中のストレスを
一気に洗い流してくれる秘密兵器だったのです。
人間にしか流せない涙とは、「情動の涙」と呼ばれる涙です。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

泣けばいいからって、
ダチョウ倶楽部みたいに玉ねぎの汁を目に入れたらダメですよ。

 

嬉しいとき、悲しいとき、感動したとき、そして他人に同情したとき、
人は涙を流します。私たちは何気なく泣いていますが、これは生物学的にみると、
人間にしかできないとてもすごいことなのです。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

 

このように、
感情を伴う涙である必要があります。

 

 

人間は起きている状態の時は、
交感神経と言う興奮を司る神経が優位に働いています。
程よく働いていてくれたら良いのですが、
緊張しすぎ、興奮しすぎでストレスいっぱいになる時もありますよね。
これを涙を流すことによって、
リラックスを司る副交感神経が働くように
切り替えることができるのです。

 

 

じゃあ、効果的に涙を流すには、
どうするべきか、って話ですよね。
誰でも、すぐ泣けるわけではありませんから。
ストレスをためるのは馴れてるけど、
泣くのは馴れてませんからね僕たち大人は。

 

その辺を詳しく書いてあります。
大丈夫、きっと泣けるようになるはず。
泣いてスッキリするコツを得られるはずです。

 

 

もはや、僕は「涙マスター」ですよ。
すぐ泣けますから。
調子良い時は、映画の予告編見ただけで、
なんか知らんけど泣いてしまいますから。

 

 

ところで、涙に関してはさらにすごい事が書いてありました。

 

同じ情動の涙でも、悔し涙や悲しみの涙といった、
自分の感情の高まりのまま流す涙より、
感動の涙のように「共感」を必要とする涙の方が
共感脳の血流は大きいと考えられます。
※脳からストレスを消す技術 有田 秀穂著

つまり、自分のために泣くより、
人のために泣いた方が、心がよりスッキリする、
と言うことでしょうか。

 

すごいですね、
人間て。

人に優しくなるようにできているんですね。

 

 

まとめ

ストレスに闘いを挑んでも、
負け試合になるだけ。

それよりも、
自分たちの心と体の仕組みを知って、
うまく付き合っていこう、

 

その方法が詳しく・分かりやすく書かれた、
すごい良い本でした。

未だに売れている理由が分かります。

 

心のバランスをとりたい、
幸せな毎日を送りたい方に、お勧めしたい一冊でした。

 

 

 

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