結婚したての人や、そうでなくても奥さんが厳しい人にとっては、「今日ご飯がいらない」ことを伝えるのは一つの試練です。かくいう私もこの試練を乗り越えられず様々な痛い目を見てきました。
でも、できれば平和に「今日ご飯いらない!」って言いたいですよね?
「なんでそんなに連絡遅くなるのかなぁ」
「あっそ。勝手にすれば」
「自分のことしか考えてないよね」
「あんただけいいご身分ですね」
「…(無言)」
こんな事、言われてない?
僕は多分300回ぐらい言われています。
一度は帰宅したらご飯に包丁が刺さっているパフォーマンスに遭遇したことがありました。ホラーかよ。
外で働く働きアリなわたしたちニッポン人男子にとっては、急な誘いはつきもの。
可能な限り事前に連絡するように心がけていても、プロジェクトが終わったテンションで急に上司に誘われたり、同僚が仕事の失敗であまりに落ち込んでいたり、得意先からの誘いに断れなかったり、色んな「急に飲みに行こうぜ!と誘われるシチュエーションに遭遇します。
可能な限り「僕、家庭大事にしますから」とイマドキキャラを普段からアピールしていても、急に誘われる事は長い社会人生活の中では決して避けられない事なのです。
って言うかしょっちゅう訪れますよね、こんなシーン。
今日は、
そんな急に誘われた時にも、できるだけ妻の機嫌を損ねずに「今日、ご飯いらないから」と言う方法についてまとめました。
お好きなところからどうぞ
「ごめん!」と電話口で開口一番言う
「あ、もしもし〜。今電話大丈夫?
あのさー、急に部長に誘われちゃって、今日ご飯いらなくなっちゃったんだ。
ごめんね〜」
はい、これ、最悪です。
こんなので妻がご機嫌でいるわけがない。
なぜこの言い方がダメなのか。
それは、「急にご飯がいらなくなった事をそんなに悪く思ってない」ように伝わるからなんです。
いや、本当は悪いと思っていることでしょうよ。
でも妻からすれば…
「あ、わたしが一生懸命用意してた夕飯なんてどうでもいいのね」
と映ってしまいます。
妻は妻なりに少ない時間をやりくりしたり、もしかしたら最近疲れて見えるあなたに対して元気が出るメニューは何か一生懸命考えて、あなたを喜ばせる献立を考えてたかもしれません。
それなのにあなた、
「ごめんね〜」て。
これではダメですよね。
それよりも開口一番、マジで超悪いと思っていることを伝えましょう。
「ごめん!本当に、俺が悪い!
気分悪くするかもしれんけど、今日どうしても抜けられない用事ができちゃったんだ!」
と、まずは謝ること。
すごく言い出しづらそうにしてみる
開口一番に「ごめん!」と言う方法をお伝えしましたが、これは逆に「なかなか言わない」方法です。
「あ、もしもし、今電話大丈夫?
あのさ…。すごく…言いにくいんだけど…。
ええっと…。うーん」
「え、なに?なんかあったの?」
「いや、本当言いづらくて…。
なんて言うかさ。えー…なんて言えばいいんだろ…」
はよ、言えよ。
とは言え、
これも、「超悪いと思っている」事をしっかり伝える演出です。
いいんです、演出でも。
言い方一つで家庭が平和になるんですから。
可能な限り、「超罪悪感感じていて、どう言っていいか分からない妻想いの俺」を演出しましょう。
簡潔に「どうして断れないか」を伝える
妻である女性にとって、
「今日の誘いを断れず、ご飯いらない」理由なんて実はどうでもいいのです。
それよりも大切なのは、「本当に悪いと思っている」とか「どうしても断れなくて困っている」とか、そういった心理的なこと。妻の方が大事なんだという想い。
それを冒頭で伝えたのであれば、
「今日ご飯がいらない理由」は、簡潔でもいいもんです。
逆にクドクド話すと言い訳がましくなるし、ボロが出るので、また妻がイライラしてしまいます。
「ごめん!俺が悪い!マジでごめん!
でも、今日どうしてもお得意先とご飯食べないといけなくなって」
これぐらい簡潔でもOK。
下手に喋りすぎると知らないところで怒りに触れます(笑)。
まあ、失敗して盛大な夫婦喧嘩に発展してしまったら、こちらの記事をどうぞ↓
もし、かなり深刻な夫婦喧嘩に発展したらこちらの方がいいかも。
僕が家に居場所が無いぐらいだった状況を好転させた時の記事です↓
次はどうするかを伝える
妻からすれば
「この先も、突然ご飯いらないとか言ってくるのかな…」
と心配になるものです。
現実は、
これからも誰かに突然誘われるシーンに出くわすでしょう。
でも妻は安心させて欲しいのです。
「俺、会社でイクメンアピールして、あんまり誘われないようにするから」
「最近仕事の段取り悪かったから、ちゃんと帰れるよう、仕事を見直すね」
「妻が怖くって。って冗談でも会社で言ってもいいかなぁ。
その方が急に誘われなくなるし」
こんな風に言うと、
妻からすれば安心できる未来が少し見えるので、怒りも多少は収まる事でしょう。
最後にもう一度「本当にごめんね」
そして最後にもう一度
「今日は本当にごめんね」
と言う。
開口一番に自分が本当に悪いことを伝え、簡潔に帰れない理由を説明し、以後はあんまりこんな事が怒らないよう努力することも伝えたあとに、もう一度「ごめんね」と伝える。
これでまだ怒ってたら、
鬼じゃ!!鬼!!
ただ、女性は男性にはない特有の情緒の周期があるのでたまたまかもしれませんが。
そして最後に、
「君の好きな店のシュークリーム買って帰るね」
なんてフォローを入れたら、
「わたしに気を遣わずに、お得意先にみなさんに遣って。
でも、早く帰ってきてね♡」
なんて言われるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
今日、怒られずに済みそう??
改めてまとめです!
・開口一番謝る
または、すごく言い出しづらそうに謝る
・帰りが遅くなる理由は簡潔に
・以後、急にご飯がいらなくなる状況を避けるための努力を伝える
・最後にもう一度心から謝る
ちなみに、我が家はこんな事が何回も続いてるんですが(僕自営業だからお付き合い多いんです)、都度ちゃんとフォローしていると、そんなに怒らないですよ。
やっぱり気持ちが大事!
仕事だから仕方ないだろ!って時代でもないですしね(笑)。
ちゃんと、家族を大事にしている事を常日頃から伝えたいものです。
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